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【DEEP126】計量終了 佐伯代表に聞くフェザー級GP決勝&2大王座戦の展望。関原将は7試合連続で握手

【写真】メインは高橋と水野のフェザー級GP決勝。フェイスオフ時も両者の身長差が目立った。これが試合にどう影響するか(C)TAKUMI NAKAMURA

17日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP126の計量が4日(日)に新宿区のローズガーデンホテルで行われた。
Text by Takumi Nakamura

フェザー級GP決勝と2階級の王座決定戦が組まれているDEEP夏の後楽園決戦。これらに出場する6選手は全員最初の計量でリミットをクリアし、DEEP佐伯繁代表もほっと胸をなでおろした。そんな佐伯代表に会場外の喫煙所で、後半3試合の予想を訊いてみた。


「(Road FCに参戦中の)大成はチャンピオンのキム・テインが怪我していることもあってタイミング的にうちのタイトルマッチをやることになって。Road FCとの兼ね合いもあったから大成と酒井(リョウ)の試合を9月にしようと思ってたんですが、大成も気合いが入っていて8月に入れることにしました。今日の計量を見ていたら大成が体を絞ってたんだけど、あれが良い方向に出るのか悪い方向に出るのか。メガトンはデカいままの方がいいこともあるし、酒井も一発があるからね。10回に1回くらいはその一発を当てるし(笑)。普通にやったら大成に分があると思うけど、なんか酒井がやりそうな可能性もあるなぁ。

村元(友太郎)とKENTAは派手な試合は期待しない方がいいかな(笑)。お互いスタイルが似ていて打撃でフェイントを入れながら組んでいくタイプだから。どちらに転んでもおかしくないギリギリの試合になると思います。ただそういう試合になると村元が勝つことが多いんですよ。村元はスプリットの判定勝ちが多くて、ジャッジへの見せ方が上手いよね。だからギリギリの試合になったら村元だと思うし、そこでKENTAがどこまで勝負できるか。

フェザー級GPはベテランの高橋(遼伍)くんとダークホースの水野(新太)が対戦することになって、自分は高橋くんの方が有利だと思うし、どれだけ水野が飛びているかだよね。これが今から1年後にやったら違うと思うんだよね。水野にとってここで高橋くんとやるのはちょっと早いのかなと。あと1年あったら水野は大分伸びていると思うけど、今の時点で高橋くんと水野がやるんだったら、高橋くんに分があると思う。あとはチャンピオンの青井人が9月の大阪で(Road to UFCから)戻ってくるから、GP優勝者がどのタイミングでやるのかどうかだよね」

今大会以降も9.7ニューピア大会(JEWELSと2部制)、9.15後楽園大会、9.21大阪大会(昼夜興行)、10.5浜松大会と怒涛の興行ラッシュが続くDEEPだが、佐伯代表は来年以降、新たなコンセプトの大会の開催も計画しているとのこと。こちらは正式決定・発表を待ちたい。

そしてMMAPLANETが追い続けるフェイスオフ時の握手する問題。やはり計量後に正面を向いての撮影、フェイスオフから個々のマイクとなっているDEEPの進行では握手をする機会を失しやすく、今大会で手を合わせたのは関原翔と北方大地、平松翔と諏訪部哲平、杉野亜蓮と中尾響の3試合。なお関原は2022年2月の越智晴雄戦以降、7試合連続で握手をかわしている。

■視聴方法(予定)
8月17日(日)
午後5時40分~U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELS YouTubeチャンネル メンバーシップ

■計量結果

<DEEPフェザー級GP決勝/5分3R>
高橋遼伍:66.15キロ
水野新太:66.30キロ

<DEEPフライ級王座決定戦/5分3R>
村元友太郎:56.70キロ
KENTA:56.70キロ

<DEEPメガトン級王座決定戦/5分3R>
酒井リョウ:108.90キロ
大成:106.55キロ

<58.0キロ契約/5分3R>
関原翔:57.90キロ
北方大地:58.00キロ

<ライト級/5分3R>
神田コウヤ:70.40キロ
佐々木大:71.60キロ ※再計量

<フライ級/5分3R>
本田良介:57.10キロ
力也:57.20キロ

<バンタム級/5分3R>
平松翔:61.85キロ ※再計量
諏訪部哲平:61.45キロ

<フライ級/5分2R>
原虎徹:57.10キロ
松岡疾人:57.15キロ

<フェザー級/5分2R>
杉野亜蓮:66.20キロ
中尾響:65.95キロ

<アマチュア フライ級/3分2R>
琥:57.10キロ
海佑:57.00キロ

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