【PFL2023#03】計量終了 威風堂々、西川大和。「彼は幼稚園も学校も一切通っていない」by ケンフロ
【写真】威風堂々、それでも海外にいけば日本人特有の幼さが感じられる (C)MMAPLANET
14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#03の計量が13日(木・同)に行われている。
日本から出場の西川大和は、ライト級出場全10選手のなかで 153.4ポンド=69.58キと最軽量で計量を終えている。セレモニアル計量で、髭を蓄えた西川は裸足でステージに現れ計量台の上で満面の笑みを浮かべた。
西川の掛け率は+200で、コラードは-240でフェイバリット。フェイスオフで両者が目をそらさず、にらみ合うも──途中で、揃って思わず笑みを浮かべてしまう。とはいえ握手をして別れた際も西川に非常に厳しい視線を送っていた。
などセレモニアル計量ショーで、PFL中継陣は「恐らくは世界で最もエキサイティングなライト級ファイター」とコラードを評し、ランディ・クートゥアーは「フットワークもパンチ力も最高で。しっかりと顔面を打つ抜き、どの試合もファイトをしている。グラウンドもできるウェルラウンディッド・ファイターだ」と絶賛した。
対して西川は、30歳のクレイ・コラードのヤングバージョンだと紹介さ、20歳なのに30戦も戦っていると紹介された。ここでケニー・フロリアンが「信じられないことだ。日本からやってきた彼は、父親がプロファイターに育てた。このキッドは幼稚園も学校も全く通っていない。プロフェッショナル・マーシャルアーティストになるために、その時間を使って来たんだ。そして最高のアグレッシブな寝技をする」と誰に吹き込まれたのか、そんな興味深いストーリーを全米中継に発していた。
それ映画のなかの話じゃないのかと突っ込まれると、「彼、裸足でいつも歩いているんだよ。それを見ても分かるだろう」とフロリアンが言えば、クートゥアーも「カンフーのTVシリーズで見たよ」と声を挙げて笑った。
初戦から潰し合うマッチアップのなかで昨年のチャレンジャーシリーズに出場したブルーノ・ミランダとBRAVE CFライト級チャンピオン=アフメッド・アミールの一戦も興味深い。
■視聴方法(予定)
4月15日(土・日本時間)
午前8時00分~DAZN
■ PFL2023#02計量結果
<ウェルター級/5分3R>
サディボウ・シ: 171ポンド(77.56キロ)
ジャラ・フセイン・アルシラウィ: 156ポンド(70.76キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 171ポンド(77.56キロ)
ベン・エグリー: 170.2ポンド(77.2キロ)
<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.6ポンド(70.57キロ)
スティービー・レイ: 155.8ポンド(70.66キロ)
<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレックス・マルチネス: 155.2ポンド(70.39キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ミッチェル: 171ポンド(77.56キロ)
ナイブ・ロペス: 170.4ポンド(77.29キロ)
<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ: 156ポンド(70.76キロ)
アフメッド・アミール: 155ポンド(70.31キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ザック・ユソラ: 170.8ポンド(77.47キロ)
ブランドン・ジェンキンス: 170.6ポンド(77.38キロ)
<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ショーン・バーゴス: 156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: : 155.4ポンド(70.48キロ)
西川大和: 153.4ポンド(69.58キロ)
<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 245.4ポンド(111.31キロ)
パトリック・ブレイディ: 215.8ポンド(97.88キロ)
<ウェルター級/5分3R>
カルロス・ヘアル: 168.8ポンド(76.5キロ)
ダービッド・ザワダ: 170.6ポンド(77.38キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ディラノ・テイラー: 169ポンド(76.66キロ)