【PFL2026#09】対戦相手変更のヘスス・ピネド「ここまで試合が近いのにジタバタしてもしょうがない」
【写真】20代前半の荒々しさ、40代の落ち着きを併せ持つような空気感のピネドだった(C)MMAPLANET
18日(土・現地時間)、テキサス州オースチンのムーディー・センターで開催されるPFL2026#09「Austin」。同大会に2023年PFL世界フェザー級王者ヘズス・ピネドが出場し、ジョーイ・ルケットと対戦する。
Text by Manabu Takashima
今年の2月にサラマット・イスブラエフにショッキングな敗北を喫したピネドの再起戦は、メキシコ人ファイター=レヴィ・マロキンと行われる予定だった。しかし、ファイトウィークに開催地に到着して対戦相手の変更を知らさせた。
それでもまだ30歳ながら、キャリア34戦を誇る歴戦の勇者は落ち着き払って「自分の試合をするだけだ」と言い切った。
――ヘズス、今週末にレヴィ・マロキンと週末に対戦しますが今の気持ちを教えてください。
「あぁ、実は対戦相手が代わったんだよ。まだ、発表されていないのかな(※取材は15日に行われた)」
――えっ、そうなのですか(PFLのPRチームより、対戦相手の名がジョーイ・ルケットだとテキストが届く)。
「火曜日にオースチンにやってきて、対戦相手が代わったと知らされた。ただ、ここまでキャリアを積み重ねてきたし、この時点で対戦相手が代わったとしても、やることは変わらない。自分のやるべきことをやるだけだからね。土曜日を迎え、戦い、勝つ。それだけだよ」
――それでも対戦相手の試合映像等は確認したのでしょうか。マロキンはKO勝ちも一本勝ちも5試合ずつある選手でしたが、ルケットは今戦績を確認すると5つの一本勝ちでKOはなし。おそらくはグラップラーかと思われるのですが。
「まぁ映像はチェックした。でもチェックするのはどんなパンチの打ち方かとか、それぐらいだよ。ここまで試合が近いのにジタバタしてもしょうがない。対戦相手は違うとはいえ、これまで準備もしてきた。どんなスタイルの相手でも、自分のファイトをするだけだ。
新しい相手のことを今から懸命に研究する気もない。土曜日に、やるべきことをやる。そして勝利を手にする。ファイトはファイト。相手を殴ることに変わりはないから」
――凄まじい気持ちの強さですね。とはいえPFLフェザー級のトップに君臨してきたピネドですが、昨年のワールド・トーナメント決勝の敗北に続き、2月はサラマット・イスブラエフに敗れ連敗中。とても重要なファイトになるかと思います。その辺りは、そのように捉えていますか。
「いや、連敗中じゃない。なぜか記録ではそのまま残っているけど、モヴィッド・ハイブラエフは試合後の検査で禁止薬物が検出され、タイトルは剥奪になり1年間の出場停止処分を受けている。だから、あの試合はノーコンテストになるべきで、試合にカウントするのはおかしい」
――あっ、確かにそうですね。失礼しました。
「僕もチームも、あの試合は負けたとは思っていない。2月の試合は……負けた。だから、良い気分はしなかった。ただ、あまり考えこまずにリラックスして気持ちを持ち直すように努めた。そして、今回の試合を迎えた。あの時とは違う姿を見せたい」
――今年からシーズン制でもトーナメント制でもなくなったPFLですが、この変化をどのように捉えていますか。
「トーナメントは、次がすぐに決まっているから試合後も気を抜くことが難しかった。トーナメントからチャンピオンシップという流れは、普通と違って大変だったよ。でも、その経験もPFLでしてきただけで、それまではこれが普通だった。この普通のイベントの在り方の方が、僕にとっては有難いね。さっきも言ったけど、リラックスできる時間を設けることができるからね」
――今もPFLフェザー級のベルトは空位です。欠場中のチムール・カイズリエフ、イスブラエフに勝利したAJ・マッキー。ここにヘズスが絡むのが妥当かと考えられますが、タイトル戦線についてはどのように考えていますか。
「そうだね……僕がトップ3にいることは間違いない。そして、土曜日の試合後になればもっとクリアになるだろう。とにかく今は次の試合に勝つこと。そうすれば皆の疑問に対して、回答が得られるだろう。土曜日の夜は、これまで通りアグレッシブで爆発力のあるKO勝ちをする。いや、これまで通りじゃないね。いつも以上にワイルドなヘズス・ピネドになって、より皆に試合を楽しんでもらいたい」
■視聴方法(予定)
7月19日(日・日本時間)
午前6時15分~ U-NEXT
■PFL2026#08対戦カード
<PFL暫定世界ミドル級王座決定戦/5分5R>
ジョニー・エブレン(米国)
インパ・カサンガネイ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ルイス・マグリレン(英国)
ハファエル・ムリーシャ・ド・ナシメント(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
キャオラン・ローラン(アイルランド)
ジュリオ・アルセ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ヘズス・ピネド(ペルー)
ジョーイ・ルケット(米国)
<ライト級/5分3R>
バッジオ・アリ・ウォルシュ(米国)
ゲミド・ハイズリエフ(ロシア)
<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・ヴァスケス(メキシコ)
アレクサンドラ・サヴィチェバ(ロシア)
<女子ストロー級/5分3R>
ミア・グラー(米国)
アシュリー・サイナー(米国)
<フェザー級/5分3R>
ジャクソン・グラス(米国)
ザック・フレセス(米国)
<女子フライ級/5分3R>
ヴィクトリア・アルバ(メキシコ)
ボレナ・ツェルツヴァゼ(ジョージア)



















