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【UFN281】ニコル戦―アルデン・コリアがジョシュ・ヴァン×平良達郎戦から学んだ王者の強さ=「我慢」

【写真】コリアはトップ10級の力を持っているかと(C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)、オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで開催されるUFN281「Du Plessis vs Usman」で、アルデン・コリアがスチュアート・ニコルと対戦する。
Text by Manabu Takashima

自らの階級の世界王者がチームメイトのジョシュア・ヴァンというコリアは、常にチームメイトの強さを口にしてきた。そして、彼の言葉通り5月の平良達郎との防衛戦でヴァンは強さを見せて防衛に成功した。

身近でその姿を見てきたコリアは、あの世界戦から何を学んだのか。改めてヴァンの強さの核となる部分に触れ、今回のニコル戦とこれからのキャリアについて絶対の自信を見せるコリアだった。


――アルデンを前回インタビューさせてもらったのは、ルイス・グーロォ戦前でした。そして、チームメイトのジョシュア・ヴァンが如何にウェルラウンダーで強いかを力説してくれました。5月に平良達郎選手の挑戦を受けたジョシュアは、アルデンが話したように全局面で強さを見せましたね。

「タツロー・タイラとジョシュアのタイトルショット前には、複数のメディアから試合に向けて取材を受けたんだけど、『タイラはテイクダウンするだろう。でも、ジョシュアはスクランブルに持ち込む。その攻防のなかで、ジョシュアがフィニッシュする』と話していたんだ。そのままの試合展開だったよ。

僕らはボクシングとレスリング、そして柔術の連動を常に意識してトレーニングしているからね。完璧な試合展開だったよ。それができるのも、ジョシュアは本当に辛抱強く戦える漢だからだよ。ある意味、あの試合はジョシュアがどれだけ我慢できるかが鍵だった。焦って早急にスクランブルを狙うとタイラはバックを取っていただろう。でもバタフライガードを取って、それ以上攻められないよう耐え、しっかりと向き合ったまま立って見せた。

タイラはこれまでボディトライアングルからRNCや、他のサブミッションに移行して勝ってきたから、ジョシュアは我慢を重ねて、ああやって爆発したんだよ。

あの試合から僕も我慢することの大切さを学んだ。ジョシュアがそれを僕に教えてくれたよ」

――平良選手は4Rにそれでも盛り返しました。しかし、ジョシュアは最終回にコーナーマンの指示通り、腹を効かせて勝負を決めました。あの激しい展開のなかで、どこまで冷静なのかと。

「本当に冷静で、落ち着き払っているんだよ。やりすぎることがない。そして、キャンプの時からずっとコーナーマンとの連携を大切にしている。あの時は腹だったけど、他の指示があればそこを的確に攻撃していたはずだ。とにかくジョシュアからは、教わることが多いよ」

――スミマセン、ジョシュアの事ばかり尋ねてしまって。そしてアルデンは今週末にスチュアート・ニコル戦を迎えます。改めて対戦相手の印象を教えてください。

「グラップリングに重きを置いたファイターだ。でも打撃は、まぁベストではない。1Rか2Rにフィニッシュできるだろう」

――初回か2Rフィニッシュは、前回の試合でも期待されていました。あの試合が判定にもつれこんだ要因は何だったのでしょうか。

「実はあの時は試合中にケガをしてしまって、フィニッシュでなく途中からスマートに戦うようにしたんだ。強引に攻めて、ケガが酷くなると危ないと思って。今、君が言ったようにフィニッシュを期待されているのは分かっていたし、試合後も『なぜ、仕留めにいかなかった』と言われた。僕はこれからMMAで頂点を極めていくから、ここで大きなケガにしたくなかった。そして、黒星を喫することもないようにベストの選択をしたと思っている」

――なるほど、そうだったのですね。その傷の方は?

「全く問題ない。もう準備をできている。スチュアート・ニコルの狙いはテイクダウンとグラップリングに間違いない。グラップリングに賭けている。彼は自分で僕より優れたグラップラーだと思っているに違いない。まぁ、それはそれで間違いではないだろう。

でも、僕はMMAファイターとして彼より優れている。全局面を掛け合わすと、僕の方が上だ。この試合に向けてチームメイト、友人、ガールフレンド、皆がサポートしてくれた。僕1人の力でここまでやって来られたわけじゃない。チームの皆のおかげだ。皆への感謝の気持ちを、ファイトで伝える」

――フライ級も層が厚くなってきましたが、ここからの狙いというのは?

「この試合に勝ってトップ15を狙うファイトがしたいし、実はアレッサンドロ・コスタと組むという話も来ている。でも、まずはここに集中して絶対に勝利を掴むよ」

――アルデン、今回もありがとうございました。では日本のファンにメッセージをお願いします。

「僕の試合に注目してほしい。いつか日本に行ってみたい。ジョシュアがこの前、日本に行って『もう1カ月はいたかった』と言うぐらい日本のことを気に入っていたみたいだからね」

■視聴方法(予定)
7月19日(日・日本時間)
午後6時00分~UFC FIGHT PASS
午後5時45分~U-NEXT


■UFN281対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ドリキュス・デュプレッシー(南アフリカ)
カマル・ウスマン(ナイジェリア)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニアー(米国)
クリスチャン・リロイ・ダンカン(英国)

<ライト級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
ミッチー・ラミレス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
タバサ・ヒッチ(ブラジル)
ファティマ・クライン(米国)

<フェザー級/5分3R>
トミー・マクミレン(米国)
アルベルト・モンテス(ベネズエラ)

<フェザー級/5分3R>
ホセ・デルガド(米国)
オースティン・バシ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コ・ソクヒョン(韓国)
ジャンポール・レバスノヤニ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・フランコ(ブラジル)
レヴィ・ホドリゲスJr(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
アルデン・コリア(米国)
スチュアート・ニコル(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ヘインズ(米国)
PJ・ハリス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジオニ・バルボーザ(ブラジル)
アナ・メリサーノ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダミエン・アンダーソン(米国)
エズラ・エリオット(米国)

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