【PFL WT2025#01】あのボリッチが……。ヘスス・ピネドがパンチのラッシュで、TKO勝ち。世界に力を示す
【写真】強い。もう分かった。トーナメントの行方とともに、組みの圧力が合って殴れるファイターとの試合が見てみたい(C)PFL
<フェザー級T1回戦/5分3R>
ヘスス・ピネド(ペルー)
Def.1R3分43秒by TKO
アダム・ボリッチ(ハンガリー)
サウスポーに構えたピネド、ボリッチが右ハイをまず放つ。ブロックしたピネドは右に回りながら、左の正中線を確保にかかっているか。させないボリッチは左に左を合わせて、右を伸ばす。ボリッチのリードフックに、素早い左ストレートを繰り出すピネド。ならばとボリッチがインローを蹴る。続いて左リードフックから右のコンビのボリッチに対し、ピネドはジャブから左を当てる。一瞬動きが止まったボリッチは、パンチの交錯のなかで見せた左フックがやや粗くなったか。
ボリッチのステップイン&右フックにも、カウンターを合わせ圧をかけるピネドが右ミドルを蹴られる。直後に左を入れ、右を当てたピネドは被弾せずに殴り続ける。結果、圧されながらのパンチの打ち合いで後方に倒れ、背中を見せたボリッチにパウンドを連打し試合を決めた。
ブレンダン・ラフネーン、バッバ・ジャンキンスを破るも、タフファイトでなかったためその実力が測りかねていた面もあったピネドだが、ボリッチにこの勝ち方──タフファイトになる前に勝てる力の持ち主であることを世界に証明した。そして準決勝の相手、過去1勝1敗のガブリエル・ブラガに対して「彼に対して思うことはない。尊敬している。でも、ただぶちのめすだけだ」とクールに語り、フェイスオフでも鋭い視線を送るだけで言葉は吐くことはなかった。