【DEEP126】最終回に酒井をサッカーボールキックでKO。大成がリベンジ&メガトン級のベルトを巻く
【写真】ROAD FCでも発揮した打撃の当て勘で、大成がベルト獲得(C)MMAPLANET
＜DEEPメガトン級王座決定戦／5分3R＞
大成（日本）
Def.3R2分38秒 by KO
酒井リョウ（日本）
サウスポーの大成がプレスをかけて、酒井のボディに右三日月蹴りを突き刺す。両者ローで牽制したあと、大成が左ボディストレート、左オーバーハンドで酒井を下がらせる。酒井の右ローに左ストレートを合わせる大成。右ジャブ、左ハイで攻め立てるが、酒井も右ストレートを返した。酒井が前に出ると、大成の右手が左目に入ったか。アイポークにより試合が中断される。酒井の左目からは出血も見られ、大成に注意が与えられて試合は再開。
ケージ中央で左三日月を打ち込んだ大成が、サークリングする酒井を追う。大成の左ハイが酒井の顔面をかすめた。酒井がローを出した瞬間を狙ってパンチを振るう大成。ニータップで酒井をケージに押し込むが深追いはしない。左跳びヒザから右ストレートを当てた大成が、酒井にケージを背負わせる。酒井は右を振るって大成を下がらせるも、すぐに大成もワンツーを返す。両者のパンチが交錯したところで初回が終了した。
2R、酒井が右ロー、左フック。大成は右ジャブ、左ストレートをボディに伸ばす。至近距離で酒井のパンチが大成の顔面を捕らえる。見合う展開が多いなか、酒井が左を伸ばすと大成は右フックを被せた。ケージ中央でワンツーを繰り出す大成。酒井も右ストレートを返す。左の三日月蹴りで削る大成が、一気に距離を詰めて足技でこかしにいく。しかし酒井は倒れず。
離れた両者、再び距離が詰まったところで酒井の頭部が大成の顔面に当たり、試合は中断。酒井に注意が与えられて試合が再開された。大成のワンツーをかわして右ストレートを当てる酒井。大成は鼻から大量の出血が見られる。酒井は右ロー、右ミドルで大成を中に入れさせない。
最終回、大成がダブルレッグで入るも組めず。距離をつくる酒井が右ミドルハイを見せる。大成も右フックをヒット。打ち合いから酒井は左に回る。酒井の右インローで大成の右足が流れた。強引に距離を詰める大成に対し、酒井は突き放して左に回る。残り3分で大成が組みつき、ケージに押し込むも酒井が突き放して距離を取った。
大成の左ストレートに対し、酒井は右ミドルから右ストレートを見せる。大成が酒井を下がらせ、ノーモーションの左を叩き込む。この一撃で動きが腰を落とした酒井が起き上がろうとすると、大成は左サッカーボールキックを連打し、左ミドル気味の蹴りで酒井をマットに沈めた。
2022年3月の初対決で判定負けを喫していた大成は、リベンジとともにベルト獲得。試合後はRIZINでエドポロキングとの対戦を希望した。
