【SUPER RIZIN05】PFLは王座決定戦、RIZINは防衛戦。榊原CEO「茨の道を行くと、要望を快諾してくれた」
【写真】スーパーファイト王座ではない。この規模でのWタイトルは、MMA史上、世界初だろう(C)TAKUMI NAKAMURA
20日(月・祝)、9月10日(木)に大阪市西区の京セラドーム大阪で開催される超RIZIN05「浪速の超復活祭り」の記者会見が行われた。
Text by Manabu Takashima
既に出場発表選手とラジャブアリ・シェイドゥラエフ、ホベルト・サトシらの控室の様子がスクリーンに映し出され、対戦カードの発表が始まった。
まずは客席から平本蓮が登場し、ステージ上で待ち受けたカルシャガ・ダウトベックと対面。続いて冨澤大智×ドンマイ川端が相対する。
高木凌の相手はスクリーンでヴガール・ケラモフだと明らかになるり、YA-MAN×斎藤裕、サトシ×野村駿太とビッグカードのアナウンスに続き――朝倉未来と戦う青木真也の出現に、会場が沸く。オーラスはベルトを持ったラジャブアリ・シェイドゥラエフが姿を見せ、その相手はとしてAJ・マッキーJrが来日し、RIZINとPFLのダブルタイトルマッチの実現が発表された。
出場選手のコメントは以下の通りだ。

平本蓮
「こんちわぁ。やっと帰ってきました。復帰戦で自分が思う一番の強敵と当ててもらえました。ホント、この試合は死ぬつもりで勝ちに行きます。絶対に勝ちます。本当にそれだけです。あとは試合を見てください。楽しんでください」
カルシャガ・ダウトベック
「こうして、この場に居られることを嬉しく思う。9月、ヒラモトとの対戦とても楽しみにしている」

ドンマイ川端
「皆さん、初めまして。柔道から来ましたドンマイ川端です。冨沢選手、僕たち帰った方が良くないですか。ヤバくないですか。大丈夫かな? 誰と誰なの?ってなっていますけど、信行社長にこの舞台用意していただいたので冨沢選手、思い切り倒したいと思います」
冨沢大智
「こんなに錚々たるメンバーのなかで選んでいただき、本当に光栄に思います。正直、ちょっと緊張しています。でも、ここで物怖じしていても仕方ないんで。俺は絶対RIZINフライ級でチャンピオンになるんで。この試合はそのためのストーリーなんで、全力で倒しに行きます」

ヴガール・ケラモフ
「9月10日再びRIZINのリングに戻ります。ファンの皆にはタカギと共に美しく素晴らしい試合を魅せます。ファンの皆と共に盛り上げていくので応援よろしくお願いします。大阪で会えることを楽しみにしています」
高木凌
「ハッキリ言って、ケラモフって日本人のこと結構舐めていると思うので。そこは皆さん、安心してください。自分が日本人が強いって証明するし、絶対に勝つので自分に任せてください」

YA-MAN
「斎藤選手、対戦を受けてくれてありがとうございます。年末、ちょっと僕が試合を飛ばしてしまってRIZINのリングに帰って来られないと思っていたんですけど、何とか帰ってこられて。やっぱ、その時に僕が見てくれているファンに勇気や希望を与えていると思っていたんですけど、たくさんのメッセージとかをもらって、支えられていたのは僕だなって思いました。僕が何か皆さんに届けられるモノがあると思えるような試合にしたいと思っています」
斎藤裕
「去年の大晦日に試合をすることができなくて、自分のなかで進むことができていないという想いがずっとあったんですけど、色々あってYA-MAN選手とまた巡り合うということで、自分のなかでは完全決着を目指してやりたいと思っております。めちゃくちゃ良い試合をして会場を盛り上げたいと思うので、応援よろしくお願いします」

野村駿太
「年末、僕のケガでサトシ選手との試合を飛ばしてしまって、ファンの皆様、関係者の皆様、そしてサトシ選手、すいませんでした。また再戦(ママ)を組んでくれて、本当に嬉しいです。しっかりぶっ飛ばして超えるんで、皆さん、応援よろしくお願いします。ここで青木さんと一緒の大会に出られるなんて正直、思っていなかったので凄いワクワクしています。一緒に勝ちましょう。お願いします」
ホベルト・サトシ・ソウザ
「この試合は去年の9月から、皆が待っていますから。でも9月も12月もなくなって。今年の9月は皆に絶対に良い試合を見せたいから、皆、絶対に楽しんでください」

青木真也
「残念だったな、俺だよ。恥ずかしながら、恥を忍んで帰ってきました。ハイ。ちゃんと最後、形にします」
朝倉未来
「去年の年末にこのシェイちゃんにやられて(笑)。そこからグラップリングに力をいれて9カ月間やってきたなかで、本当に先週ぐらいにこのオファーがきたんで、まぁ日本も盛り上がるカードだと思うし、グラップリングでも負ける気しないぐらい強くなったので、それを皆さんに見せたいと思います。平日ですけど皆さん、京セラドーム、満員にしましょう」

AJ・マッキー
「フェザー級の世界最強を決めるファイトで、21世紀のウォリアーが再び日本に帰ってくる。ここに居ること、この機会にエキサイティングしている。そして、この機会を与えてくれたファン、RIZIN、PFLに感謝している。試合の日が待ちきれない」
ラジャブアリ。シェイドゥラエフ
「ミナサン、コンニチハ。今日、皆と会えて嬉しい。RIZINとPFLの試合、過去一番盛り上げる」
「このあと2カ月弱、選手の生き様に注目してほしいと思います。サラっと発表したように思うかもしれないけど、これまでのMMAの歴史のなかで両団体のベルトを賭けて戦ったことはなかったです。この大きな冒険に一緒に踏み出してくれたPFLのミスター・ジョン以下、PFLの皆さんに敬意を表したいです。このMMAというスポーツが未来に続いていくために、色んなチャレンジをしていきたいと思います。この試合はルールをどうするんだ。レフェリー、ジャッジ、体重と色々な調整をして――RIZINはフェデレーションですから、色々な団体の人たちとファンが見たいモノを、色々な壁を調整をして、チャレンジしていきたいと思っています。これまでの10年もそうでした。今回も勝負論のあるカードから、話題性のある、RIZINならでは幕の内弁当的なカードを用意させていただいたので、9月10日、日本発世界にJ-MMAを届けたいと思うので、ファンの皆さん力を貸してください。世界中の誰もが見ていないモノをこの日本で創り出していきたい」と意気込みを語った榊原CEOから、鈴木千裕の欠場も明らかとなった。
この後、質疑応答でMMAPLANETからは現在空位のPFLフェザー級王座だが、この試合をもって初代王者が決まるのかという質問に、榊原CEOは「そうですね。AJは今、フェザー級の王者ではないです。フェザー級が空位なんですね。でも、この前の試合(※6月27日、サラマット・イスブラエフ戦)を経て次はタイトルショットと決まっていました。そういうことも含めて、凄く調整が難しかったですけど、だったらこの試合で、シェイドゥラエフが相手だったら文句もないとPFLも言ってくれて。嬉しかったのはシェイドゥラエフが『分かった。RIZINを代表して、PFLの王座に挑む。獲りに行く』と言ってくれたのと、勝てば両団体の王者に君臨し続ける。茨の道を行くと、僕らの要望を快諾してくれましたので、PFLは王座決定戦、RIZINに関しては防衛戦ということになります」という返答だった。
またW世界戦の実現に向け、PFLジョン・マーティンCEOは以下のようなメッセージを会見に寄せている。
PFLジョン・マーティンCEO
「皆さん、こんばんは。RIZINの関係者の皆様、そして日本でご参加いただいている皆様に感謝申し上げます。会見に出席したかったのですがPFLオースティンと日程が重なってしまったため今回はメッセージを送りたいと思います。
今日は総合格闘技界にとって歴史的な瞬間になります。PFLとRIZINが協力する事でこれまでにないような機会が誕生します。1人の選手が歴史上初めて2団体同時世界チャンピオンの座を獲得する事になります。この協力関係の神髄は世界最高のファイターを集合させ、ファンに最高の試合を提供することにあります。この実現にご尽力いただいた皆様、おめでとうございます。忘れられない試合を共に経験し歴史を刻むことを楽しみにしています。9月10日が待ち遠しいです」



















