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【PFL2026#16】最後のPFLでラピルース×マッキーでバンタム級王座決定戦。どうなるサバテロのコールアウト

【写真】ランク2位のカヴァロフでなくランク3位のラピルースが抜擢された(C)PFL

9日(水・現地時間)、PFLから12月19日(土・同)にフランスはリヨンのLDLCアリーナで開催されるPFL2026#16「LYON」で初代PFL世界バンタム級王座決定戦テイラー・ラピルース×ミッチ・マッキーが行われることが発表されている。
Text by Manabu Takashima

本日10日(木)に開催されるSUPER RIZINにジョン・マーティンCEOが来日しているなか、PFLの名で開かれる最後のイベントで、ランク1位のマッキーと3位ラピルースの間で135ポンドの頂点が決まることとなった。

そのマーティンCEOは同タイトル戦決定のリリースに「リヨンは世界でも屈指のファイトシティの一つになった。そしてフランスのファンが母国の選手に贈るエネルギーは圧倒的だ。12月19日、彼らはテイラー・ラピルースが、ミッチ・マッキーという無敗の相手とキャリア最大の試練、世界王座を懸けて戦う姿を見ることになる。テイラーはこれまでの圧倒的なパフォーマンスによって、このチャンスを勝ち取った。そして今、母国のファンの前で歴史を創る機会を手にした。また、この夜はPFLにとって大きな節目となる。2027年からMVPとして新たなスタートを切る前に、PFLの名称で開催される最後のイベントになる。それに相応しい都市も舞台も思いつかない」とコメントを寄せている。


ラピルースは34歳、キャリア25勝4敗。UFCで6勝2敗と勝ち越している状態で昨年7月にPFLに戦場を移して以来、4連勝しフランス第2の都市で――恐らくはMVP世界バンタム級王座となる――世界タイトルを戦う。

対するマッキーは28歳のアメリカン・レスラーでMMA戦績は11勝0敗。今年の4月にPFL初陣でセルジオ・ペティスを倒すアップセットを起こし一躍PFLバンタム級タイトル戦線で浮上した。

このリヨン大会までPFLは10月16日にシカゴ大会、11月14日にドバイ大会が予定されている。ランク2位のリナット・カヴァロフは現状、まだカードが発表されていないがロシア勢にとってホームといえるドバイ大会への出場が予測されるなか、3位のラピルースの王座決定戦出場はPFLヨーロッパを廃止し、欧州大会をナンバーシリーズ格に昇華させるなどヨーロッパでのPFLのビジネスが堅調だという背景があると考えるのが順当だろう。

ラピルースとマッキーが12月にタイトルを賭けて戦う。カヴァロフはドバイ大会出場が濃厚というなかで、マーティンCEOが「RIZINと我々の関係は本当に上手くいっている。そして、このまま続くことを期待している」と発言しているRIZINとのクロスプロモーションが、年末にかけてバンタム級で見られるのか。

現状、RIZINバンタム級戦線はパッチー・ミックス、アジスベク・テミロフが有明で敗れ、その両者に勝利した佐藤将光、後藤丈治に加え井上直樹というトップ勢をことごとく下しているダニー・サバテロが頂点に君臨している。

そして、サバテロはこのタイトル戦線を理解し、マッキーとペティスをコールアウトしている。そのなかで今回の発表があった。ここで気になるのがペティスだ。7月のオースティン大会でルイス・マクギレンと対戦予定だったペティスは、ヒザの負傷で欠場している。

そしてミルウォーキーが地元のペティスはシカゴ大会に出場するのが常だが、大会まで1カ月という時点で8カードが明らかになっているラインナップにペティスの名前は見られない。これはヒザの負傷が長引いているからか、何か他に理由があるのか。

ダニエル・マルコス、ジャビッド・バシャラットというUFCからの転向組、その両者に敗れたが間違いなく実力者であるマゴメド・マゴメドフ、モブサル・イブラヒモフ。PFLアフリカから本戦2連勝となったンコシ・ンデベレ。魅力的なロースターが揃うPFLバンタム級戦線。RIZINが欲するのは日本でもある程度の知名度があるファイターであることは間違いないだろうが、ここから大晦日に向けてクロスプロモーション・マッチが組まれるのか、非常に気になるところだ。

なおリヨンでPFL世界バンタム級王座を賭けて戦う両者の意気込みは以下の通りだ。

テイラー・ラピルース
「僕の全てのキャリアが、この瞬間に通じてきた。チャンピオンになるため、そしてこのスポーツに自分の足跡を残し、レガシーを確立するためにここにいる。フランスのMMAの全てが変わった時、自分がその一翼を担っていたと振り返ることができるキャリアにしたい。この試合はタイトル戦に終わらない、歴史が創られる一戦になる。キャリアを通して、ずっとサポートしてくれた人に感謝している。12月19日、ミッチ・マッキーがLDLCアリーナというライオンズ・デンに足を踏み入れるとどうなるのか。思い知らせてやる」

ミッチ・マッキー
「PFLの世界タイトルを懸けて戦うことこそ、僕がここにいる理由だ。テイラーはグレート・ファイターで、経験豊富だ。フランスで彼と戦うということは、彼のホームグラウンドに乗り込むことになる。それは百も承知している。そんな状況を待ち望んでいた。僕こそがPFLの最高のバンタム級ファイターだ。それを証明する機会を手にした。リヨンへ行き、ベルトを持って帰る」

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