【UFN281】父親に勝った2人にリベンジ!! シュガー・ショーの同門トミー・マクミレン「気持ちだ」
【写真】口調も言い回しも、なかなか独特だったマクミレン(C)MMAPLANET
27日(土・現地時間)、オクラホマ州オクラホマシティのペイコム・センターで開催されるUFN281「Du Plessis vs Usman」で、トミー・マクミレン(米国)がアルベルト・モンテスと対戦する。
Text by Manabu Takashima
マクミレンは昨年のコンテンダーシリーズからUFCと契約を果たしたショーン・オマリーのチームメイトだ。キャリア10勝0敗、9度の初回フィニッシュという素晴らしいレコードの持ち主に初インタビューを試みると、シュガー・ショーとの繋がりを含め非常に興味深いの経歴のファイターだった。
ギロチンで負けるぐらいなら、自分から動いて首が折れる方がましだ
――2度目のUFCが週末に迫ってきました。今の調子はいかがですか。
「最高だ。ファンに刺さる戦いをするつもりだ」
――トミーは素晴らしいレコードの持ち主ですが、個人的には唯一の判定勝ちとなったコンテンダーシリーズでのディヴィッド・ムゴヤン戦が凄く印象に残っています。タイトに入ったギロチンをエスケープしたシーンが特に。まるで自らネッククランクはハマるように動きで、ギロチンを防ぎました。あんな逃れ方は一度も見たことがなかったです。
「技術的なことじゃないけど、気持ちだ。ケージの中で対戦相手が俺を殺しに来ても、絶対に勝負を諦めることはない。ギロチンで負けるぐらいなら、自分から動いて首が折れる方がましだ。それが俺のメンタルで、最高のレベルで戦うには欠かせないモノだろう」
――いやぁ、見上げた勝負根性ですね。ローカルショーでイケイケの時に、そんな風に戦えるかもしれないですが、コンテンダーシリーズやUFCでも同じ強い意志を持って戦えているのですね。
「そうだな。あの試合は最初に2度テイクダウンを切ると、それがヤツの一番の武器であるレスリングを遮断したから、自信もついた。ただ、それでも試合はどうなるか分からない。ハイレベルな戦いを続けたいと思っている。だから、強い気持ちが変わるもなにも、ずっと持ち続けているモノだ」
――押忍。今回、トミーの初インタビューということでMMAとの出会い等も教えていただけますか。
「3歳の時にレスリングを始め、6歳になってボクシングも練習するようになった。それから父親がモンタナの小さな街グレートフォールズで初めてのファイティング・ジムを開き、小学3年からは父親のジムでトレーニングし、ケージの中で試合にも出ていた。19歳になってシュガー・ショー(ショーン・オマリー)がいるアリゾナのピオリアに移り住んで、あれから一緒に練習してきた。2017年のことだ。俺が強くなれたのは、この2017年からだよ」
――何点か確認させてほしいのですが……。まずお父さんがジムを開いたということは、お父さんもファイターだったのですか。
「俺は向うに住んでいた時、2試合戦っているんだ。30歳と31歳の相手だったけど、彼らが23歳、24歳の時に俺の父親と戦っていたんだ。そして2人ともオヤジに勝っていた。俺はあの試合をコーナーから見ていたんだよ」
――なんとっ!! お父さんのリベンジを果たすと、そんなことがローカルシーンでも起こりえるのですね。プロMMAファイトを目指したのは、お父さんの影響だったのでしょうか。
「理由はいくつかある。もちろん、コンバットスポーツと共に成長したということもそうだ。ただ一番の理由はTVでMMAを見て、これをやって金を稼ごうと思ったからだ。ウチの家族の生活を変えたかった。結果、家族が幸せになることがモチベーションになった。そして、これから俺が築くことになるファミリーも、MMAを戦って幸せにしたいと思ったんだ」
デビュー前から、俺はワイルド・キッドだった
――19歳でフェニックスに行くことを決めたのは?
「中学の頃から俺はティム(ウェルチ。オマリーのヘッドコーチ)に、コンタクトを取っていた。ティムとシュガーもモンタナの小さな街出身(ヘレナ。人口3万人の街で、マクミレンが育ったグレートフォールズとは140キロほど離れている)で、ティムはボクシングを戦っていた。シュガーも18歳ぐらいからファイトをしていた。俺は彼ら2人のキャリアを後追いしていた。彼らがアリゾナに行き、素晴らしい練習環境を手に入れた。なら、俺も行くしかないだろうってね。
実際、アリゾナに行くと練習相手のレベルがまるで違っていた。誰もが、俺が成長するために必要なハイレベルのスキルを持っていた」
――ところでトミーは、デビューした頃からワイルドでアグレッシブなスタイルだったのですか。
「デビュー前から、俺はワイルド・キッドだった。クレイジーなことばかりしていた。でも、今の俺はミックストマーシャルアーチストだ。相手のスキル次第で、どのような戦いにも対応できる。コンテンダーシリーズで戦ったのはストロング・レスラーだった。UFCデビュー戦は全く違うタイプのファイター(マノロ・ゼッキーニ)だ。前回の試合ではテイクダウンを食わないために、やや距離を取って倒そうと思った。まぁ、見ている連中は本当の罠なんて分からないかもしれないだろうけど。土曜日も皆を驚かせるから、しっかり試合を見て欲しい」
――では、その相手となるアルベルト・モンテスの印象を教えてください。
「最高の顔合わせだろう。アグレッシブなファイターだし、間違いなくボーナスを手にできる相手だ。俺は冷静に、落ち着いて戦う」
――モンテスはユニークな打撃の持ち主ですが……。
「確かにユニークなストライカーだ。力強いパンチを入れたことがない。俺と戦えば打撃戦を避けて、RNCでも狙ってくるだろう。でも、もうそういうところはコンテンダーシリーズで見せている。ヤツの健闘を願っておくようにする」
――この試合後、UFCフェザー級戦線でどのようなキャリアアップを考えていますか。
「それは土曜日の夜、試合を見てくれて。今後、どうするかハッキリさせたい」
■視聴方法(予定)
7月19日(日・日本時間)
午後6時00分~UFC FIGHT PASS
午後5時45分~U-NEXT
■UFN281対戦カード
<ミドル級/5分5R>
ドリキュス・デュプレッシー(南アフリカ)
カマル・ウスマン(ナイジェリア)
<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニアー(米国)
クリスチャン・リロイ・ダンカン(英国)
<ライト級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
ミッチー・ラミレス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
タバサ・ヒッチ(ブラジル)
ファティマ・クライン(米国)
<フェザー級/5分3R>
トミー・マクミレン(米国)
アルベルト・モンテス(ベネズエラ)
<フェザー級/5分3R>
ホセ・デルガド(米国)
オースティン・バシ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
コ・ソクヒョン(韓国)
ジャンポール・レバスノヤニ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
フィリッピ・フランコ(ブラジル)
レヴィ・ホドリゲスJr(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
アルデン・コリア(米国)
スチュアート・ニコル(豪州)
<ヘビー級/5分3R>
アルヴィン・ヘインズ(米国)
PJ・ハリス(米国)
<女子フライ級/5分3R>
ジオニ・バルボーザ(ブラジル)
アナ・メリサーノ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ダミエン・アンダーソン(米国)
エズラ・エリオット(米国)



















