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【DWCS S09Ep04】68秒完璧KOのレバスノヤニ、36歳のナロら4人が合格。シャポリンは契約できず……

<ウェルター級/5分3R>
ジャンポール・レバスノヤニ(米国)
Def.1R1分08秒 by KO
ジャック・コンドン(米国)

コンドンが右カーフ、スイッチするレバスノヤニが左ハイを狙う。カーフを続けるコンドンはジャブ、左ミドルを繰り出す。レバスノヤニのワンツーを被弾しても、構えを兼ねないコンドン。この頭を動かさない不動の構えが裏目に出て、レバスノヤニが左ジャブ直後に左ハイを蹴り抜く。足が泳ぎ、懸命に立ち続けようとするコンドンに飛び込んで右オーバーハンドを入れたレバスノヤニがパーフェクトKOを決めた。

「UFCのロゴが入ってMMAグローブをつけて戦うことが、夢だったんだ。ジャブ、オーバーハンドが上手くいかない時、ずっとコーチが指導をし続けてくれた」と勝者はチームの仲間に感謝の言葉を続け、「レコードが悪くても、努力を止めないこと。そうすることで、この場にいることができる」と話した。

審判の時。当確が問われるのは、第2試合の勝者シャポリンか。ダナ・ホワイトは「第1試合、2人とも今は病院にいる。それだけ男前な試合だった。デヴィッド(ムゴヤン)も勝利給を払いたいと思う。トミーが初回のギロチンにタップしないで済んだか理解できない」と話し、マクミレンとのサインを明言。そして、シャポリンに関しては「エドゥアルド、絶対的に才能がある。でも次回だ、今夜のファイトは十分じゃない」とサインは見送られた。

「何もミスはなかった。21発の鉄槌、木をハンマーでたたき折っているような音だった。試合をしてくれ」とダナに言わしめたセザリー・オレキシェイジュク、そしてレバスノヤニが契約を勝ち取った。

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