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【SUG25】ファウラー✖ベーム戦は延期。ジェレミー・ケネディを相手に、エドウィン・ナジミ参戦!!

【写真】万が一ということも、ないと思われる一戦だが……果たして(C) MMAPLANET & BELLATOR

18日(日・現地時間)、オレゴン州ポートランドでSubmission Undergroud25が開催される。

5分1R & EBI OT、そしてケージ使用のチェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリー・グラップリングイベント=SUGの25回目の大会。

本来はSUG無差別級王者メイソン・ファウラーが、6月の挑戦者決定トーナメントで優勝したカイル・ベームの挑戦を受ける予定だったが、10日に負傷が理由で欠場が決まった。これによりメインはベームに同トーナメント決勝で下ったペドロ・マリーニョとアンディ・ヴェレラの一戦がメインに昇格している。


ヴェレラは昨年12月に石井慧を下し、4月王者ファウラーに挑戦したがOTで敗れている元タイトルコンテンダーだ。10thPlanet所属で、既にSUGで9試合を経験しており、6勝3敗──4勝がOT勝利のヴェレラに対して、マリーニョはグレイシーバッハの黒帯で、SUGでの試合を含めロベルト・ヒメネスに3勝1敗と勝ち越している。

IBJJFルールを知り抜いたヒールの使い手のマリーニョはOT前に一本を狙ってくることが予想されるが、OTでは腕に乳酸でも溜まっていると勝ち目はなくなる。

ここがSUGルールの難しいところ。OTまでは我慢した方が有利という考え方もあるが……マリーニョはどちらを選択するか。

またSUGらしさでいえば、今大会にもMMA界からジェレミー・ケネディが参戦、なんとマリーニョと同門エドウィン・ナジミと対戦することになっている。ホメロ・バハルの黒帯ナジミは跳びつき三角で一世を風靡し、2016年にはムンジアル・ライト級に準優勝に輝いているワールドクラスの柔術家だ。

パンデミック以降はF2WやThird Coastを主戦場にしているナジミは、昨年5月にF2WでMMAレジェンドのベンソン・ヘンダーソンと対戦──、跳びつき三角で下している。ウェルター級やライト級で戦うベン・ヘンに対し、ケネディはフェザー級の選手だけにノーギといえどもフィジカル的なアドバンテージはない。

UFC~BRAVE CF~PFL~Bellatorとメジャーシーンで活躍してきたケネディが、引き込んでくるトップクラスの柔術家=ナジミとグラップリングで戦う術を持っているのか。三角もそうだが、バックを回避する力が問われる──SUGらしい一戦だ。

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