【PFL2024#10】ピネド欠場で急遽参戦のブラガがケネディから判定勝利をもぎ取る
【写真】1Rはブラガ、2Rはケネディ。3Rもケネディが優勢に試合を進めていたが、一瞬のスキを見逃さなかったブラガがバック→テイクダウンでラウンドをものにした。(C)PFL
<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ジェレミー・ケネディ(カナダ)
ブラガが右のカーフキックと三日月蹴り。ケネディも右を蹴り返して、ブラガのパンチにニータップ気味に組みついて尻餅をつかせる。ブラガもケージを背にしてすぐに立ち上がり、ケネディは両差しでブラガをケージに押し込む。ここからケネディはバックを狙いつつ、ブラガの右足にシングルレッグに入る。
ケネディは左腕を深く入れて、ブラガの右足に足をかけてテイクダウンすると、その際でブラガがグラウンドで上を取る。ケネディは左腕を差して体を起こすと、ブラガがヒジを落とし、これでケネディが頭部をカットする。試合がスタンドに戻るとブラガが右カーフとジャブ、右ストレートで前に出る。ケネディもジャブを返すが、ブラガが左右のストレートを当てる。
ブラガは右カーフを蹴って上体を揺らしながら左フック、ケネディは右ストレートを返す。ブラガが右ストレートを当てると、ケネディは首相撲からヒザ蹴り。離れるとブラガが右カーフと左ミドル、ケネディはパンチを見せつつダブルレッグで組みついて、ブラガをケージに押し込んで右ヒジ、ブラガも右ヒジを返す。終了間際、ケネディはヒジとヒザで攻撃をまとめた。
2R、ブラガが右カーフと右ストレート、スイッチして右フックを当てる。ケネディも前に出て右アッパーから左フック、右ヒジからニータップに入ってブラガをケージに押し込む。離れるとニータップで押し込むが、ブラガも深くは組ませない。ケネディはボディロックに切り替えてサイドに崩しつつ、ブラガのバックを狙う。
ケネディはブラガを後方に倒しつつ、四つん這いになるブラガにヒザ蹴りを入れて左足をフックする。ここはブラガもすぐに足を外すが、ケネディがバックコントロールを続ける。ブラガが立ち上がると、ケネディは左腕を深く入れて右腕を股下に入れて持ち上げてテイクダウン。ここもブラガが立ち上がるが、ケネディが同じようにブラガを持ち上げて四つん這いにする。
3R、ブラガがジャブと右の前蹴り、左ミドルを蹴る。ケネディが右カーフを蹴ると、ブラガがワンツーで前に出て右カーフ。続く左ミドルはケネディがキャッチして、ブラガをケージに押し込む。ここはブラガが腕を差し上げてテイクダウンを許さない。一度離れたケネディはすぐにプレッシャーをかけ、右ストレートから組みつく。
ブラガが距離を取ると、ケネディが右アッパーから左のヒジ、ダブルレッグに入ってブラガをケージに押し込む。ケネディはブラガの左足にシングルレッグに入る形で寝かせようとするが、ブラガも左足を抜いて立ち上がる。ケネディはブラガをケージに押し込んで左足にシングルレッグに入り、それを切ったブラガがすぐにバックへ。ケネディが腰を上げると、ブラガはバックコントロールを続け、後方に投げてテイクダウンする。
ケネディもバックコントロールは許さずに立ち上がり、距離が離れるとケネディがジャブからダブルレッグ。これを切られるとすぐに右ミドルを蹴る。最後はブラガが右→左フックで前に出る。ヘスス・ピネドの欠場で急遽参戦となったブラガがケネディから判定勝利をもぎ取った。