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【Pancrase286】アキラを28秒殺、復活の徳留一樹 「ここで結果が出せて良かった」

Kazuki Tokudome【写真】左ストレートからフィニッシュのパウンド。後方に非常に冷静な様子の大宮司トレーナーの顔も見える (C)KAORI SUGAWARA

23日に行われたPancrase286で、アキラを28秒で倒した徳留一樹。昨年9月に久米鷹介に敗れ、KOPライト級のベルトを失った徳留は、再起戦で見事なリスタートを切った。

そんな徳留を大会終了直後にキャッチ、タイトル奪回に動き始めた徳留が感じた手応えとは。
Text by Kaori Sugawa


──28秒での勝利、おめでとうございます。

「ありがとうございます。ホッとしました。動きはチョット硬くなっていて、大宮司(進※打撃コーチ)さんに『リラックスしろ』と言ってもらえ、その一言で力が抜けたように思います。そこからパンパンと行けたので。最高ですね」

──この試合に向けて、積んできた部分での成果は感じられましたか。

Tokudome Left hand「今回は5分3Rをフルに使う、長い試合になることを想定して接近戦の練習など、得意な部分、苦手な部分をしっかりと練習して来たのですが、ああいう形で綺麗に決まったので、練習して来たことを出す場面っていうのはなかったです。

でも、やって来たことが自信に繋がって自分から攻められたし、プレッシャーをかけられたと思います」

━━昨年9月の王座陥落から、気持ちの面も含め、苦手な部分を克服できましたか

「7カ月空いて悩んだ部分もあったし。でも続けて来て、ここで結果が出せて良かったと本当に思います」

──この勝利の先にはやはりUFCという気持ちがありますか。

「いやぁ、UFCを口にするのは早いです。しっかりと取るモノを取って日本で一番にならないと。そこに今、いるのは久米さんなので。久米さんのさっきの試合(※マティヤ・ブラジセビッチ戦)も見たけど、前の試合より進化しているし、体も作って来ている。僕も努力しているけど、向こうも努力しているから、もっとしっかり気合いを入れてやらないと、ベルトを取り返すことはできないです。なので同じ大会に出場して、久米さんの試合が見られて良かったです」

──徳留選手から見て、久米選手はどのあたりが進化していましたか。

「前よりもステップにしても、足がしっかり動いていたりとか、そういう部分が違っていました。自分がパンチ当てようとしても、当て辛いでしょうね。前回の試合で自分の敗因となった部分……しっかりと前に出てパンチを打っていましたし、あのプレッシャーの中で久米さんと戦うには今、練習でやってきていることをもっと高めていかないといけないです」

──試合後にはお子さんをデカゴンに上げられていました。

Tokudome「ベルトを取られて一週間後に生まれたんですよ。嬉しかったですけど、本当は勝ってベルトを巻いてあげたいなあと思っていたんで。もう一度、気合いを入れてベルトを巻こうと思います。

幸いケガもなかったので、明日とか明後日から練習を始めます。これが仕事なんで。好きだからやっているし、動けるようなら、すぐに練習を再開したいです。僕の場合は試合後はケガが多いし、前回もカットがあったり、すぐに練習を再開できなかった。今回はケガがないので、これはもっと頑張れって誰かが背中を押してくれているんだと思います。もう少し続けられそうなので、もっと気合いを入れて今日のようなスカッとする試合をしたいと思います」

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