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【RFC13】新婚・田村一聖(02)「感情とは真逆、機械的な動きを」

Issei Tamura

プロ練以外の日も、黙々と自主トレーニングをこなす田村一聖。次戦に懸ける意気込み、その要因は……【写真】 (C)MMAPLANET

10月12日(土・現地時間)、韓国のクミで開催されるRFC13に参戦する田村一聖インタビュー第2弾。

対戦相手も取材の直前にソン・ミンジョンに決定した。そして、7月7日に入籍したことも判明した田村。純愛を成就した彼は、責任感も増した状況で、さらになる強さを目指している。UFCを経て、そのUFC再出場を目指し、今、田村が追及する強さとは。

<田村一聖インタビュー、Part.01はコチラから>

――RFCについて、どのような印象を持っていますか。

「全然、分からないです。カン・ギョンホはRFCのチャンピンからUFCに行ったんですよね?  だから、全く目をつけられていないイベントではないと思っています」

――UFCに関して、RFCのジョン・ムンホン代表はプロモーターとして思うところはあるようですが、ファイターがUFCへ行きたいという気持ちも理解しているようです。

「そうなんですか……。まだ、大会とかチェックしていないんですけどね。今はそういうことよりも、自分のことで精いっぱいで。でも、そろそろ試合についても考えていかないといけないですね」

――まだ2カ月以上ありますから、まだ試合対策よりも、自分の力を付ける練習をしているという感じですか。

「はい。そういう練習をしています」

――UFC参戦を経て、強くなるために心掛けているのはどのような点になるのでしょうか。

「プレッシャーを貰ってからの動きですね。やっぱりUFCのファイターはどんどん仕掛けてくるので。そのプレッシャーを受けてからも、自分の流れを作れるようにしたり、自分の方からプレッシャーを掛ける時間をしっかりと作れるようになる。そこが、まず前提にあると思います。

それとああいう反復的な動きですよね。ホント、機械的に戦っているって感じるぐらい感情とは別のところで、自分がやるべきことをやる――そんな風に戦っていけるようにしていきたいです。UFCのトップ選手は皆、そう戦っているような気がします。

『やられたッ』、イラッとする――なんてことなく、感情を表すということとは真逆にあって、感情なんて入る隙がないところで機械的に動く。彼らを見ていると、感情って一番要らないことだと思うようになりました」

――つまり練習でも、感情的にならないことを意識しているということですか。

「自分の形とか、入り方を凄く大事にしています」

――ところでRFC初戦の相手、ソン・ミンジョンはRFCバンタム級王座決定トーナメント決勝で敗れた選手ですが、まだ研究はしていないということですね。

「ほんと決まったばかりで……。勝ってチャンピオンになった選手(※イ・ギルウ)は、DEEPで負けているんですね」

――ハイ、昨年の9月に釜谷真選手に敗れています。

「でも、韓国人選手って良い選手が多いじゃないですか? あの気持ちの強さをむき出しにしてくるなら、本当に良い経験になると踏んでいます。そういう相手に対し、淡々と試合をしたい。自分のやるべきことをする――そんな試合がしたいです。

対戦相手の方は朴さんがゾロに勝った時のOFCで、上田(将勝)選手と戦っていますよね。あの試合、自分もシンガポールに行っていたから見ているんですよ。上田選手がけっこう苦戦しているなって見ていました。良いファイターですよ」

――そのソン・ミンジョンとのRFCデビューが決まった田村選手ですが、身を固められたと伺っています。プライベートのことですが、話を伺ってお宜しいですか。

「全然、良いですよ。籍は七夕に入れました(苦笑)。式は11月に挙げようと。だから、試合のスケジュール的には良かったです」

――それはもう気合の入り方も変わってきますね。責任感も違ってくると思います。

「頑張りますよ。本当にサポートしてくれているんで。もうメッチャ長いんですよ。16年ぐらい付き合っていたんで。生の半分以上、中二の頃から付き合っているんです」

――純愛が成就したというパターンですね。MMA界だとそのパターンを時折り耳にします。某修斗世界王者もRFCのオファーが、田村選手と同じ大会であったそうですが、中学の頃から付き合っていた方と結婚式が前の週にあるようで。それでも、試合に出て良いか尋ねたそうですよ(笑)。

「それはダメ。それは怒られますよ(笑)。自分も結婚式はするつもりはなかったんですけど、やっぱり女の人からすると、特別なモノで夢ですからね」

<この項、続く>

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