この星の格闘技を追いかける

【Bellator123】要所でダウンを奪ったパトリシオ・フレイレが、新ベラトール世界フェザー級王者に

<Bellator世界フェザー級選手権試合/5分5R>
パトリシオ・フレイレ(ブラジル)
Def.3-0:49-46, 49-46, 48-47
パット・カーラン(米国)

間合いを計る両者、カーランの左ローをかわしたフレイレが右ローを入れる。右を伸ばしたカーラン、アングルを変えたフレイレが右ロー。テンカオでバランスを崩したカーランが尻餅をつくも、ビッグショットを受けることなく立ち上がる。王者は左ローを軽く2発、右の相打ちは挑戦者が打ち勝つ。一瞬、腰を落ちたカーランに対し、フレイレは攻め急ぐことはない。踏み込みつつ下がる、回りながら踏み込みを見せるフレイレがダブルレッグからバックへ、後方に崩してバックに回るも、前方に落されそうになり着地する。

残り1分、フレイレの勢いのある右フックは空振りに。ワンツーで前に出ると、右が王者を捉える。カーランが最後に左ジャブを入れるも、その前にワンツーを再度決めていた挑戦者のラウンドとなったか。2R、左ハイに右を合わされ、足を滑らした王者はすぐに立ち上がって右を伸ばす。首相撲からヒザボディに入れたフレイレ、カーランがフックを返す。左から右を伸ばすチャレンジャー、手数&精度ともに王者を上回る。右ローから右ストレートとフレイレのペースで試合が進む。両者の踏み込むタイミングが合致してくるなか、フレイレの右ローでカーランの体が一回転。

残り2分30秒、前に出た王者がショートの右アッパーから右ハイキック、フレイレはワンツーからスリーを当て、続く左フックでダウンを奪う。ここは勝負に出た挑戦者、カーランもパンチを返し首相撲からエルボー、フレイレを押し倒し、さらに右ショートエルボーを入れる。カーランは右ストレートを見せるも、フレイレもワンツーを返す。負けじと右フックからヒザを入れたチャンピオンが、ローに右を合わせる。カーランのパンチの精度が上がってくると同時に、フレイレの手数が減る終盤。跳びヒザから右フック、カーランがさらにヒザを蹴り込んだところで2Rが終了となった。終盤は攻勢だったカーランだが、ダウンも見られただけに微妙なラウンド、判断が難しい5分間となった。

3R、フレイレの左ストレートをかわし、接近戦から離れ際にヒジを繰り出したカーラン。続けて左ジャブを伸ばし、前に出ると右ボディフックを打ちこむ。左フックから右、前に出るフレイだが、右ローに右ストレートを合わされてしまう。ダブルの左ジャブから右ストレートと攻勢に出るチャンピオン。フレイレは空振りが多くなる。対照的に左ジャブが当たるようになったカーランだったが、直後に左フックで再びダウン。パンチのラッシュには組んでテイクダウンと流れを止めるも、フレイレは一呼吸置いてから再びパンチで前に出てくる。

カーランの勢いのある右は空振りに、フレイレも左から右を伸ばすが、それほど勢いはない。相手の攻撃が当たる距離でのパンチが増えてきた両者、カーランのダブルレッグをフレイレがスプロールし、右から左を入れる。残り30秒を切り、再度テイクダウンを狙った王者だが決まらなかった。

4R、接近戦で右フックを狙うチャンピオン、左の相打ちの後も両者の制空権争いは続く。カーランの左フックをダッキングでかわしたフレイレが左アッパー、王者も左ジャブを返す。打撃一辺倒になりつつあるなか、テイクダウンなどリズムを狂わせる攻撃が欲しい。残り2分、落ち着きだした試合のなかでカーランが大内刈りを見せるも、テイクダウンは奪えない。

フレイレの左も距離が合わない、動きはあるが膠着気味となる。両者、手が尽きたか、こうなると気持ちが勝負を左右する。フレイレの右ローで、カーランがまたも横に一回転。ダメージを受けないよう流しているのだろうが、印象は良くはない。このまま甲乙つけがたい状況で、試合は最終ラウンドへ。

5R、左ジャブから右ミドル、前に出るチャンピオン。フレイレはシングルレッグを決めると、ギロチンをすぐに切り抜けトップをキープする、カーランのスイープで上下が入れ替わると、両者が激しいスクランブル戦へ。打撃の間合いに戻るや、カーランがボディの連打を見せる。動きが落ちたように感じたフレイレだったが、左右のパンチを伸ばしていく。右をヒットさせたフレイレ、しかし足がそれほど前に出ていないか。カーランはアッパーからジャブを連続で放ち、組まれると右エルボーを入れる。

と、残り90秒でフレイレがフックの連打のなかで左を決めてダウンを奪う。立て直したカーランが右フックを振るい、ヒザを見せるもフレイレも右ロー、右ストレートを伸ばす。ふらついたカーラン。挑戦者が前に出て、シングルレッグへ。片ヒザをついてスタンドに逃れたカーランを追いかけ、フレイレが右ストレート。さらにヒザを入れると、ここ試合終了に。

直後にケージに上がり、勝利をアピールしたフレイレ。結果は3-0でフレイレに凱歌が挙がる。「夢が実現した。これまでの試合で一番ハードだった。この顔を見て欲しい」と新ベラトール世界フェザー級チャンピオンは語った。

PR
PR

関連記事

Road FC45

HEAT41

Movie