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【Shooto 30th Anniv.】環太平洋バンタム級チャンプ岡田遼はラカイと対戦へ「修斗の厳しさを見せる」

Ryo Okada【写真】フィリピン、チーム・ラカイとの国際戦、✖海外という部分でもしっかりと結果を残したい岡田だ(C)MMAPLANET

5日(金)に東京都渋谷区の渋谷セルリアンタワー・エグゼクティブセンターで5月6日(月・祝)に文京後楽園ホールで開かれる「SHOOTO 30thANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」の記者会見が行われ、修斗世界フェザー級王者・斎藤裕、同環太平洋バンタム級王者・岡田遼、宇野薫、石橋佳大、藤井伸樹、美木航、工藤諒司が出席した。

ここでは岡田遼✖ジアン・クラウド・サクレッグ戦に関して、岡田の意気込みと質疑応答をまとめてお送りしたい。(要約)


JEAN CLAUDO SACLAG<バンタム級/5分3R>
岡田遼(日本)
ジアン・クラウド・サクレッグ(フィリピン)

チーム・ラカイとの3✖3=フィリピン✖日本交流戦は、既に対戦が発表されていた元世界ストロー級王者・黒澤亮平✖ジェロム・ワナワン、箕輪ひろば✖ジャレッド・ライアン・アルマザン戦に続き、環太平洋バンタム級チャンピオン岡田が、MMA初戦となるサクレッグと対戦することとなった。

散打では2016年にジャカルタで行われたワールドカップで60キロ級優勝、2014年にクアラルンプールで開催された格上の世界武術選手権・散打の部で60キロ級で3位に入っている。遠目の距離から前足となる左のサイドキックを蹴り、フック系のパンチも遠距離から踏み込んで放つ戦い方で、サクレッグは2014年にアジアゲームスでも散打60キロ級で準優勝という結果を残している。とはいえプロ初戦の相手に岡田は遅れをとることは許されない。

岡田遼
「坂本さんが交流戦とおっしゃっていましたが、僕は修斗とチーム・ラカイの対抗戦だと思っています。他のメンツは黒沢と箕輪、現役のチャンピオンは僕だけなので大将というつもりで修斗の厳しさを見せます」

──同じ日に根津✖祖根戦が組まれたり、安藤選手が平川選手に勝っている。そのなかで世界タイトルを睨んだ場合、ラカイとの対抗戦はどういう意味がありますか。

「最短距離で僕の目標である世界王者に辿り着くためには、環太平洋王座を防衛して、挑戦するという道筋が最短だと思っていました。でも今を時めくチーム・ラカイ、練習仲間の和田選手、若松選手、チームメイトののび太さん、仙三さんがやっているのを見て、凄く強いチームです。修斗の世界チャンピオンになるためには自分はもっと強くならないといけないタイミングで、チーム・ラカイと戦うことは凄く重要な一戦だと思います」

──親しくされている青木選手が、日本大会後にプーケットでラカイの面々と練習し寝技が凄く強いという風に言っていました。青木真也にそう言わしめるラカイ勢を改めてどのように思いますか。

「かなり強いです。パシオ選手、キンガド選手の試合とか見ていると、坂本さんが言われた横蹴りとか派手な回し蹴りも使いますが、組みも全然できます。そういうこともあるのでこれまでで一番の強敵だと思って、気合を入れています。

ちなみに青木さんとプライベートの親交はありませんっ!!」

坂本一弘 それはそれでエェから(笑)。情報によると、この日はフォラヤンが来るということです。

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