【写真】勝てばタイトル戦という状況でなく、藤井✖石橋が組まれるのが修斗バンタム級だ (C)MMAPLANET

5日（金）に東京都渋谷区の渋谷セルリアンタワー・エグゼクティブセンターで5月6日（月・祝）に文京後楽園ホールで開かれる「SHOOTO 30thANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」の記者会見が行われ、修斗世界フェザー級王者・斎藤裕、同環太平洋バンタム級王者・岡田遼、宇野薫、石橋佳大、藤井伸樹、美木航、工藤諒司が出席した。

ここでは石橋佳大✖藤井伸樹戦に関して、両者の意気込みと質疑応答の模様をお伝えしたい（要約）。

＜バンタム級／5分3R＞
石橋佳大（日本）
藤井伸樹（日本）

RIZIN、そして世界バンタム級王座決定戦の敗北から11カ月を経て昨年9月にドレックス・ザンボアンガ戦で再起を果たした激闘王・石橋が、パンクラスから修斗に転じ頂点を目指したものの2試合連続で惜敗を喫した藤井と対戦する。修斗バンタム級の層の厚さ表れている──サバイバルマッチだ。

石橋佳大
「坂本さんから復活と言われたのですが、復活は去年の9月にしているつもりです（苦笑）。ずっと修斗でやってきまして、修斗30周年興行に出られること嬉しく思います。その記念すべき大会で藤井伸樹✖石橋佳大という今、修斗が出せる一番の泥試合のカードだと思いますので、特に味付けも一切なく試合内容しか見るところがないカードだと思います。当日、楽しみしてください」

藤井伸樹
「ここ2試合はちょっとイマイチな試合が続いてしまって、今回は30周年という大会でしっかりと盛り上がるような試合ができるように頑張ります」

──藤井選手、泥試合になる石橋選手が決めてかかっていることに対して、スパッと勝つんだという気持ちはありませんか。

藤井　もちろん、それはあります。でも、お互いに削り合うといいますか、攻防のある展開になるんじゃないかと思います。自分自身は一本かKOを狙って勝ちたいです。

──対して石橋選手はそうは言いつつも一発狙っているんだぞという気持ちは?

石橋　ありません!!　僕は一本でもKOでも、なんでも良いです。勝てれば良いです。

──藤井選手、修斗で連敗している要因はどこにあるかと思いますか。

藤井　ちょっと自分のなかで思い切りだったり、もう一歩前に出るという気持ちが足らないところがあります。次の試合は自分から前に出られるよう全面で出していきたいと思います。

──その点で石橋選手は適した相手ではないでしょうか。

藤井　特に誰かということではなく、自分自身の試合をするかしなかです。ハイ。

──石橋選手は30周年記念大会で戦うことをどのように感じていますか。

石橋　20周年のTDCホール大会はもうプロになっていたと思いますが、チケットを勝って観戦しました。25周年の時もチケットを買って会場に入りました。30周年は最低限、出てくださいと言われるようになっていようと思っていたので思い入れは当然あります」

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