【Lemino Shooto01】12年のプロシューター人生に幕を下ろす右の一撃! 岡田が引退試合で弥益を沈める
【写真】UFCでの戦いをサポートしてきた平良達郎に肩車された岡田。最高の引退試合に(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分3R>
岡田遼(日本)
Def.2R1分56秒 by KO
弥益ドミネーター聡志(日本)
サウスポーに構えた岡田が右に回ると、弥益もサウスポーにスイッチしてから、オーソドックスに戻してプレスをかける。岡田はパンチを振りながら飛び込んだ。弥益はワンツーで迎え撃つも、組まれてケージに押し込まれる。右腕を差し上げた岡田がヒザで削る。弥益はウィザー、カカト蹴りから離れた。
右に回る岡田がプレスをかけていく。しかし弥益が前に出て来るとオーソドックスに。互いにスイッチする展開から、弥益が右ストレートを伸ばした。岡田はサークリングから左ジャブをボディに伸ばした。弥益の右ローをかわして距離を詰める岡田。そこに弥益がカウンターで右ヒジを当て、岡田がバランスを崩した。
左に回る岡田を弥益が追う。岡田は右フックからレベルチェンジで飛び込み、ダブルレッグで倒した。弥益は下になるも岡田の左腕をキムラで抱えている。ヒジを受けていた岡田の鼻から出血が見られる。キムラリバーサルから腕十字に切り替える弥益。凌いだ岡田はパウンドを連打してバックコントロールへ。弥益はまたもボトムからキムラで抱えるも、岡田はトップからヒジを落として初回終了となった。
2R、岡田はサウスポー。弥益はオーソドックスで構える。岡田は左ハイから右に回っていく。距離を詰めた弥益の右ストレートがヒット。岡田は蹴りで距離をつくり、左をボディに伸ばすが届かず。岡田の右オーバーハンドに右ショートを合わせた弥益は、さらに距離を詰めてきた岡田の顔面に右を突き上げた。
岡田の左ハイはブロックされるも、オーソドックスにスイッチして左ジャブ、右ストレートで弥益を下がらせる。さらに打ち合いから、右で弥益のアゴを打ち抜く。ダウンした弥益にパウンドの連打を浴びせて仕留めた。
引退試合で強烈なKO勝ち――まさに有終の美を飾った岡田は、続く引退セレモニーで対戦相手の弥益に感謝を伝える。そして自身の12年のプロキャリアを「プロシューター人生」と表現し、「修斗を愛しているから!」と締めくくって10カウントゴングを聞いた。