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【Lemino Shooto03】サバイバートーナメント復活。齋藤奨司×シンバートル&野瀬翔平×オルニド決定!!

【写真】齋藤×シンバートル、野瀬×オルニド。特に前者は勝者がRoad to UFC――もしくは世界王座即挑戦でも良いマッチアップだ(C)MMAPLANET

13日(火)、Lemino修斗の公式SNSで2月18日(水)に文京区後楽園ホールで開催されるLemino Shooto03において、8人トーナメント「バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026」1回戦3試合の対戦カードが発表された。
Text by Manabu Takashima

昨年9月の第1回大会では岡田遼が引退試合で、弥益ドミネーター聡志戦に勝利してスタートを切ったLemino修斗。10月の沖縄大会では3度のRoad to UFCベテラン野瀬翔平が、モンゴルのシンバートル・バットエルデネのギロチンに80秒で落とされるという衝撃的な幕切れが見られた。

第3弾は旗揚げの地=後楽園ホールに戻り、まずはサバイバートーナメント1回戦3試合が行われる。過去に修斗でサバイバートーナメントという名称が使用されたのは2002年から2003年にかけてのフェザー級(現バンタム級)トーナメントと、2011年から2012年にかけてト環太平洋ライト級王座決定戦トーナメントの2度だ。

フェザー級Tは勝村周一朗、アルフィ・アルカレズ、今泉堅太郎、ABKZ、ホジソン・ホシャ、野中公人、吉岡広明、そして今やTHE BLACKBELT JAPANプロモーションの代表として岡田氏をリードし、Lemino修斗を主催する松根の8選手が参加した。

結果、初戦のホシャ戦は不戦勝、準決勝で野中、決勝で今泉を下した松根が優勝し、優勝賞金100万円を獲得した。松根はサバイバートーナメントで生き残った3カ月後に、大石真丈の持つ修斗世界フェザー級(現バンタム級)王座に挑戦しベルトを巻いている。

今日、発表されたバンタム級サバイバートーナメント1回戦3試合中2試合が国際戦というのも、いかにも第二の平良達郎を育てるという目標を持つLemino修斗らしいといえる。

しかも、そのうちの1試合はLemino修斗第2弾で野瀬を破って修斗世界バンタム級1位にランクされるシンバートルが、前チャンピオン齋藤奨司と対戦する。勝てば、チャンピオン永井奏多に挑戦しても良いぐらいの好カカードと断言できるだろう。


さらにシンバートルに敗れた野瀬は捲土重来を期し、今回もアジアのMMA新興国=フィリピンからの刺客ジョン・オルニドと対戦することとなった。オルニドはこれが3度目の来日で、戦績は6勝2敗ながらうち1敗は笹晋久戦の急所蹴りで反則負けという22歳の伸び盛りにある選手だ。

打撃は当然として、レスリングに長足の進化を見せており、昨年5月の熊崎夏暉戦では、笹戦とは別人といって良いファイターになっていた。

このオルニドはラカイやライオン・ネイションの若手以上のポテンシャルを感じさせる――フィリピンMMA界の未来といえるファイターだ。

今回明らかとなったもう一試合のサバイバートーナメント1回戦は、日本人対決=内田タケルと青井心二の対戦となった。内田のMMAは2023年9月の大竹陽戦以来、実に2年5カ月振りとなる。この間、グラップリングの試合には出ており昨年11月にはKROSS X OVER内のLevel-Gマッチでベテラン柔術家の塚田市太郎をダースチョークで下している。

現時点でトーナメント枠は不明だが、もう1つ残っている1回戦は3月30日のLemino修斗04で組まるとのこと、トーナメント戦は全て5分3R、夏に準決勝、秋から冬にかけて開かれる大会で決勝戦が組まれ、優勝者は200万円の賞金が得ることができる。

特筆すべきは今回のサバイバートーナメント、「Road to UFCからオファーがあればトーナメント離脱が認められている」という点だ。当然、2月18日の勝者に声が掛かることもある一方で、3月には一発逆転でRoad to UFCを狙うファイター……もしくは、Road to UFC出場がなくなった……世界を目指す選手の出場もあるかもしれない。改めて最後の一枠で戦う2選手の発表を待ちたいところだ。

それにしても、だ。22年前と今では日本のMMAを取り巻く状況はまるで違うとはいえ、初戦でBTT軽量級のエースとして注目されていたホシャと戦う予定だった松根氏が、サバイバートーナメントを復活させ、いきなりシンバートル、オルニドというところに齋藤と野瀬をぶつける。これぞ修斗ジャンキー浪漫を感じさせるマッチアップといえるだろう。

同時に気になるのが20歳の世界チャンピオン永井奏多の動向だ。TRIBE TOKYO MMAの長南亮代表によると、永井は今年のRoad to UFC出場は目指さないという。あくまでも目標はUFCで勝ち残れるファイターになることであって、現時点でRoad to UFCで優勝できる力はあっても、そこから先のことを考えると2026年は力をつける期間におくという。

修斗で国際戦、そしてタイトル防衛戦を戦うつもりでいるという永井。サバイバートーナメント優勝決定が秋か冬という状況だが、長南代表からは「当然、優勝者の挑戦は受けます。本来、そういう戦いを勝った者がRoad to UFCに挑むべきなんです」という力強い言葉が聞かれた。

永井は昨年9月の齊藤との激闘ですらケガがなかったようで、まずは3月には試合をしたい意向を持っている。上記にあるようにLemino修斗04は3月30日に開かれるが、サステインではその前日=29日に後楽園ホール大会を予定している。修斗公式戦史上、初となる後楽園ホール連日興行でバンタム級ファイターたちのクロスオーバーが見られるのか、そこも楽しみになってくる。

■視聴方法(予定)
2月18日(水)
午後――時~ Lemino


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