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【Bellator214】ピコがダーティーボクシング中の右フックでコラレスにKO負け。天才は何が欠けているのか

<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
Def.1R1分07秒by KO
アーロン・ピコ(米国)

まずコラレスが右ローを蹴る。ピコはジャブから右フック、そして右ローを入れる。近距離&ダーティーボクシングで右を当てたコラレスだが、離れた直後に右アッパーを被弾して後方に倒れる。立ち上がってパンチを振り回すコラレスに対し、ピコは一旦距離を取る。ここから殴り合いになるかと思いきや、距離を詰めピコは首の後ろに手を置いてダーティーボクシングを選択する。

コラレスもクリンチボクシングに呼応する。ヒザ蹴りから思い切り左フックをボディに連打したピコだが、コラレスの右フックがアゴ先を捉え腰から崩れ落ちる。このままパウンドを落としたコラレスが、ベラトールの秘蔵っ子からKO勝ち。ピコは自信過剰か、注意力散漫なのか──もったいない負け方であった。そして、勝者は「僕はベストになりたい。ベルトに挑戦させてくれ」と静かに語った。


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