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【UFC319】狙いすましたスピニングバックエルボー。レローン・マーフィーがアーロン・ピコを圧巻のKO

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー(英国)
Def.1R3分21秒by KO
アーロン・ピコ(米国)

16勝0敗1分のマーフィーがアンダードッグという意外な事前オッズ。ピコがジャブから右を伸ばす。さらにバランスを崩したマーフィーの立ち上がり際に、左ボディを打ち込む。そのままクリンチの展開となり、離れたピコがカーフを入れる。右から左ボディショットを入れたピコは、右を被弾してダブルレッグへ。マーフィーのギロチンを防いだピコは、トップを取りパンチを落とす。

立ち上がって離れたマーフィーが右前蹴りをボディにいれる。ピコはダブルレッグで尻餅をつかせると、エルボーを打っていく。回って離れたマーフィーがスピニングバックキックも当たりは浅い。ピコは左を振るってテイクダウン狙いも、マーフィーがヒザを突き刺す。一旦離れたピコは、ワンツーで距離を詰めて左ボディをここでも決める。が、続くステップインにマーフィーが右スピニングバックエルボーを放つ。

この一撃がピコのテンプルを打ち抜く。後方に倒れ大の字になってピコ、既に失神していたがマーフィーは鉄槌を落とした。「僕が次の挑戦者だろう。レッツゴー、ヴォルカノフスキー。ピコはこれまで経験したほどがないほど、危険な相手だった。早い段階でヒザを入れて、タイミングを測っていたんだ。一言、言わせてほしい。僕のチームメイトのジョーダン・バートンは一番手強いスパーリングパートナーなんだ。彼はUFCを目指している。コンテンダーシリーズで戦う機会を与えてやって欲しい。ダナ、お願いだ」と勝者は話した。


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