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【UFC319】ノーガード&サークリングからダウンを奪ったペイジ。TDを許すもキャノニアーを判定で下す

<ミドル級/5分3R>
マイケル・ペイジ(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ジャレット・キャノニアー(米国)

ガードを下げて左に回るペイジ。キャノニアーは左を突いてプレスをかける。対するペイジも左を突き、右拳を回して挑発しながら左をボディに突き刺す。フェイント&サークリングのペイジは左右ストレートで距離をつくるも、右サイドキックをキャッチされた。そのままキャノニアーがペイジをケージに押し込む。両ワキを差し上げたペイジがキャノニアーを振り払った。

ノーガードで舌を出しながら回る、お行儀の良くないペイジが、ノーモーションの右ストレートでキャノニアーからダウンを奪う。すぐに立ち上がったキャノニアーを、ペイジが挑発し続ける。キャノニアーがペイジのワンツーをかわし、ニータップで組んだ。ケージに押し込まれたペイジは笑みを浮かべて左腕を差し上げる。ケージ際の差し合いに対し、観客からブーイングが起きる。キャノニアーが右に崩すも、ペイジは倒れず。残り10秒でキャノニアーが離れ、ワンツーを放つもペイジに届かなかった。

2R、頭を下げて中に入って来るキャノニアーに、ペイジが右を叩き込んだ。キャノニアーも笑顔でペイジを挑発する。右ストレート、左ジャブ&スイッチしながら左右に回るペイジ。キャノニアーはガードを固めて距離を詰め続ける。左ジャブから右、そして押し倒したペイジが、立ち上がったキャノニアーをケージ中央に呼ぶ。再び回りながらパンチを伸ばすペイジを、キャノニアーは捕まえることができない。

ペイジの左右ローを受けたペイジがボディロックで組むも、右腕を差し上げたキャノニアーがケージに押し込んだ。右の小内刈りで遂に尻もちを着かせるキャノニアー。すぐにペイジも立ち上がるが、そのままケージに押し込まれる。右に回って離れたペイジは、バランスを崩しながらもパンチを伸ばす。再び組んだキャノニアーはドライブし、足技で崩しにかかる。ラウンド終了直前、ペイジが左に回って距離を取った。

最終回、ペイジがワンツーを浴びせる。スイッチしたキャノニアーに右インロー。ペイジのパンチに対し、キャノニアーもカウンターを狙う。ペイジが右ストレートを放った際に足を滑らせると、キャノニアーがボディロックで背中を着かせた。キャノニアーはパスからマウントを奪取するも、ハーフに戻されてしまう。

トップキープから削っていくキャノニアー。左腕を枕にし、パスを狙うとペイジも潜ってディフェンスする。キャノニアーはペイジの左腕にキムラ、右腕にアメリカーナを仕掛けていくも極め切れず。しかし試合終了までトップキープ&パウンドとヒジで削り続けた。

1R、2Rは間違いなくペイジ。キャノニアーも3Rに盛り返すも及ばず、ペイジが判定勝ちを収めた。


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