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【UFC231】接戦を2-1で制し、チューケイギアンを下したジェシカ・アイがタイトル挑戦を猛烈アピール

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アイ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ケイトリン・チューケイギアン(米国)

ガードを固めて前に出るアイが右ストレートを当てる。チューケイギアンは右前蹴りで顔面を狙う。アイの左ミドルに対し、チューケイギアンが左ハイを繰り出す。ワンツーで前に出るアイは、チューケイギアンの前進に右を合わせる。パンチをガードし右ローを入れたアイ、細かいパンチの応酬から右ミドルを入れたチューケイギアン。アイは近距離で右エルボーを放っていく。スピニングバックフィストをかわしたアイだが、チューケイギアンがロングの右アッパーを当てる。スイッチも織り交ぜて戦うチューケイギアンが、終了間際に組みから投げを打ったところで互角の初回が終わった。

2R、蹴りを交えた打撃の主導権争いが続くなか、アイが組みに行きチューケイギアンが逆にケージに押し込む。離れたアイの前進に下がりながらの左アッパーを入れたチューケイギアン。アイが右ロングを返す。さらに前に出て右フックをヒットさせたアイに対し、チューケイギアンが二段蹴りを繰り出す。迎えい打つチューケイギアンの勢いを上回るようになってきたアイが右を至近距離で打ち込む。

前足のハイキックを蹴っていくチューケイギアンが左ジャブを当てる。アッパーの連打からストレート系のパンチを入れたチューケイギアンに対し、アイも細かいパンチで距離を詰めてエルボーを打ち込んだ。

最終回、ワンツーで前に出るアイ。チューケイギアンはローを蹴り、前蹴りを見せる。右フックを当てたアイは、ここで前に出るが組みを崩されサイドバックから連打を飛騨する。シングルに組みついた足は頭を右側に出し、右足を取るという複雑な組みを見せる。

チューケイギアンが立ち上がると、離れたアイが右アッパーを入れる。さらにサイドキックを入れたチューケイギアンが、チョッピングジャブを伸ばしワンツーから左ハイのコンビネーションを繰り出す。アイは左ミドルを返して前に出ると、右フックを当てる。飛び蹴り、後ろ回し蹴りを連続で見せたチューケイギアンは、首相撲からヒザを突き上げる。アイもワンツーの連打で前に出る。最後のダブルを切られたアイ。チューケイギアンがオーバーフック&パンチを繰り出したところで試合終了となった。

判断の難しいラウンドが続いた接戦は、スプリットに割れアイに凱歌が挙がった。勝者はジョー・ローガンの質問の前に「ダナ、タイトルショットよ」とアピールし、その後もフライ級王座挑戦への言葉を続けた。


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