【UFN114】計量終了 標高2300メートルの高地決戦。メインはペティス×モレノ。グラッソは計量失敗
【写真】ペティス×モレノ、両者ともガチャガチャしたスタイルだけに標高2300メートルという高地での戦いにいかに順応してきたのかも、勝負を分けるカギとなる(C)Zuffa LLC/Getty Images
4日(金・現地時間)、5日(日)にメキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFC Fight Night114「Pettis vs Moreno」の計量が行われた。
メインはメキシコ系米国人のセルジオ・ペティスと、サンディエゴと国境を接したティファナ出身のメキシカン=ブランドン・モレノのフライ級戦。トランプ政権下で国境の壁が実現するようなことがあれば、分断される運命を持つ同朋対決となる。
アリゾナ州ベースのWFFフライ級王者からTUF24に出場も、初戦でアレッシャンドリ・パントージャに敗れたモレノだが、そのシーズン放送中に今回対戦するペティスの代役でUFCデビューを果たした。この試合でスクランブルに長けたルイス・スモルカをギロチンで仕留めると、ライアン・ベノイ、ダスティン・オーティズを破り3連勝で母国のメインイベント出場を手にしている。
一方、ペティスも過去3連勝でモレラ戦を迎える。この試合の勝者は――フライ級売却説など、逆にフライ級を盛り上げる手段ではないかと思われるUFC男子最軽量タイトル戦線でトップ浮上を賭けた戦いとなる。
なおメキシコ勢が8名出場する同大会で、最も注目されるメキシカン・ファイターといっても過言でないアレクサ・グラッソは119ポンドで4ポンド・オーバー、ファイトマネーの20パーセントを没収されランダ・マルコス戦に臨むこととなった。
■ UFN114計量結果
<フライ級/5分5R>
セルジオ・ペティス: 126ポンド(57.15キロ)
ブランドン・モレノ: 126ポンド(57.15キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ランダ・マルコス: 116ポンド(52.62キロ)
アレクサ・グラッソ: 119ポンド(キロ)
<ウェルター級/5分3R>
アラン・ジョバーン: 171ポンド(77.56キロ)
ニコ・プライス: 170ポンド(77.11キロ)
<フェザー級/5分3R>
マルティン・ブラボー: 145ポンド(65.77キロ)
ウンベルト・バンデナイ: 146ポンド(66.22キロ)
<ミドル級/5分3R>
ラシャド・エヴァンズ: 186ポンド(84.37キロ)
サム・アルヴィー: 186ポンド(84.37キロ)
<バンタム級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 135ポンド(61.24キロ)
アンドレ・スークムタズ: 136ポンド(61.69キロ)
<ミドル級/5分3R>
ブラッド・スコット: 186ポンド(84.37キロ)
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
<フライ級/5分3R>
ダンティン・オーティズ: 125ポンド(56.7キロ)
エクトル・サンドヴァル: 126ポンド(57.15キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ: 136ポンド(61.69キロ)
エンリケ・ブリオネス: 136ポンド(61.69キロ)
<バンタム級/5分3R>
ディエゴ・リヴァス: 136ポンド(61.69キロ)
ホセ・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョセフ・モラレス: 125ポンド(56.7キロ)
ロバート・サンチェス: 126ポンド(57.15キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョーダン・リナルディ: 156ポンド(70.76キロ)
アルバロ・ヘレーラ: 156ポンド(70.76キロ)