【PFL2026#04】師ルーファス追悼試合でセルジオが戦うのは上久保のライバルと目されたミッチ・マッキー
【写真】セルジオがミッチのしつこさに我慢できるか(C)PFL & LFA
19日(木・現地時間)にPFLが4月11日(土・同)にイリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで2026年の第4回大会「PFL Chicago」=PFL2026#04 Chicagoの開催とメイン及びコメインのカードを発表している。
Text by Manabu Takashima
3月20日(金・同)にスペイン・マドリッド大会、28日(土・同)にペンシルバニア州ピッツバーグ大会、4月に入っても同大会の前日10日(金・同)に南アフリカのケープタウンでPFL Africa2026#01を開くPFL。シカゴ大会の5日後16日(木・同)には、マサチューセッツ州ボストン大会も控えている。新生PFLを印象づけるかのような過密日程のなか、2023年のBellatorの2大会& 2025年のPFLと過去ウィントラスト3大会に連続出場し、古くはUFC時代の2014年と2018年にユナイテッド・センター大会で戦っているセルジオ・ペティスが、今大会のヘッドライナーを務めることとなった。
セルジオが拠点を置くウィスコンシン州ミルウォーキーとイリノイ州ばかりか中西部最大の都市シカゴは、車でわずか90分しか離れていない。そのミルウォーキーでキック、MMAの発展に寄与し続けた師デューク・ルーファスが急逝してから半年。コメイン出場のジョーダン・ニューマンと共に、セルジオにとってルーファス追悼マッチとなる今回のシカゴでの一戦は特別すぎる戦いとなる。
そんなセルジオの相手を務めるミッチ・マッキーはキャリア10勝0敗、今大会がPFLデビューとなる新鋭だ。ミネソタ大レスリング部に所属していた3回生時=2019年にNCAAオールアメリカンに輝き(6位入賞)、翌2020年NWCSのオールアメリカン(二軍)というミッチだが、彼はカレッジスタイルだけでなくジュニア時代にフリースタイルで2度米国ナショナル王者に就き、2017年の世界ジュニア選手権では61キロ級で銀メダルを獲得している。
当然、MMAファイターとしての強みも組みにあるミッチはLFAで8勝を挙げており、27日(金・同)にLFA227のメインでハファエル・ナシメントと対戦する上久保周哉、ケイシー・タナーらとともにUFCへの昇格を第一としつつ、LFAバンタム級王座挑戦権争いをすると見られていた。そんななかでPFLとサインしたミッチの選択は、上久保の今後にも影響を与えることになる。
閑話休題。
ミッチが10連勝を手にした昨年9月のペドロ・ノブレ戦は、レスリング主体で徹底してダブルレッグから削って、殴るというスタイルでは上の舞台を目指せないと判断したのか、マットに根を張ったようなスタンスで、左右のフックを強振してKO勝ちを収めている。
過去にパンチでダメージを与えた時は、ダブルレッグがあるためのオーバーハンドを当てていたミッチだが、ノブレ戦は上体を起こして近い距離で左右の拳を打ち抜いていた。
が、それはあくまでもUFCのスカウティングに引っかかるためだ。それもUFCでなくともPFLと契約したのだから、ミッチはセルジオ戦で相手の土俵=打撃で戦うような愚行はおかさないだろう。UFCではないが、メジャーとサインをした。なら必要なのは勝利だ。しかもセルジオはランク1位、勝てばランク上位入りは確実な試合になる。
そんなPFL初陣でミッチがやるべきファイトは、勝負が掛かった時のダニー・サバテロのごとく徹底しての組み&テイクダウン――テイクダウン&トップ・プレッシャー及びクリンチ・コントロールで、セルジオを削ることだ。















