【PFL WT2025#07】Bellatorバンタム級トッププロスペクト&チームメイト対決は、セルジオがスタッツに辛勝
【写真】ヒット=ダメージという風になっているかと(C)PFL
<バンタム級/5分3R>
セルジオ・ペティス(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ラフェオン・スタッツ(米国)
セルジオがサウスポーのスタッツの右ジャブを受け、スイッチして左ローを蹴る。オーソに戻したセルジオが右を伸ばし、右ミドル。スタッツはワンツーで前に出る。距離を取ったセルジオが右を放つ。左ハイのスタッツ。ブロックしたセルジオは右ジャブを当てる。ハイからスピニングバックキックのセルジオが、スイッチキック。スタッツは惑わされず、スピニングバックキックをブロックするとダブルのフェイクを見せる。互いにジャブを入れ、スタッツの右ボディストレートに対し、セルジオは右リードアッパーを繰り出す。
残り40秒でスタッツがダブルレッグでテイクダウンを決めると、セルジオは背中をつけてクローズドを選択する。リストを取りに行くセルジオは、下のまま時間を迎えた。
2R、ワンツーで踏み込んだセルジオがスピニングバックフィスト。かわしたスタッツは近距離で左フックを振るう。バランスを崩したように下になったセルジオは、またもクローズドガードへ。スタッツは左足を超え、ハーフでパンチを落としていく。足を戻せないセルジオは、しがみついて隙間を与えない。スタッツは枕で圧をかけ、フルマウントを狙って動く。ここからスタッツは細かいエルボーを落とし、残り30秒でセルジオはクローズドガードに戻した。
最終回、互いに慎重なファイトを続けるなか、スタッツのステップインに手を伸ばしたセルジオがアイポークと判断され試合が中断される。すぐに再開し、様子見ファイトが続くなかセルジオが左ロングを当てる。さらに右ストレートも顔面を捕らえるが、ダメージを与えることはできない。右ストレートで前に出て、そのままスイッチしたセルジオ。ステップイン&構えを変えるなかで、左スピニングバックフィストは空振りに。
スタッツもシングルレッグを切られ、やや近くなった距離でパンチを強振する。セルジオはスピニングバックキックを頭部へ。当たりは非常に浅く、残り30秒でスタッツがダブルレッグでテイクダウンを決める。この試合、倒されると一度もスクランブルを見せていないセルジオは、バタフライガードでスタッツを浮かせタイムアップを迎えた。
元チームメイト対決は笑顔&握手で幕を閉じ、ジャッジ3者とも29-28でセルジオを支持した。