【PFL WT2025#07】右でダウンを奪ったコーリーがデイヴィスに判定勝ち。LH級決勝はカーロスJrと対戦
【写真】アタックだけがMMAではない。しかしデイヴィスには効果に繋がるアタックが少なかった(C)PFL
<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
サリバン・コーリー(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
フィル・デイヴィス(米国)
右に回るデイヴィスに、コーリーがプレスをかける。コーリーがボディに左ストレートを突き刺した。デイヴィスはコーリーの右に対して左ミドルを合わせる。ケージ中央に押し戻したデイヴィスは右狙い。コーリーが右ストレートをかわして左ボディを突き上げた。体を振り続けるコーリーの左ジャブがデイヴィスの顔面を捉える。右ストレートの構えから右ローを当てるデイヴィス。ケージを背負ったコーリーが前に出て来ると、右アッパーを振るう。
左ジャブから距離を詰めたコーリーに、デイヴィスが組みついた。左腕を差し上げて崩したデイヴィスがバックに回った。正対したコーリーをボディロックから投げるデイヴィス。コーリーはシングルレッグからスクランブルへ。離れたデイヴィスが右ハイを放つ。ワンツーから組むデイヴィスを、突き放したコーリーが右ストレートを打ち込んだ。
2R、デイヴィスが右に回る。コーリーの左ジャブがデイヴィスのアゴをはねあげる。デイヴィスがプレスをかけると、コーリーが左に回った。デイヴィスは左ミドルを打ち込む。フェイントから体を振っていくコーリー。相手が頭を下げると、デイヴィスが左ミドルを放つ。コーリーの左フックをかわして組んだデイヴィスは、ドライブからバックに回り、リフトアップしてグラウンドへ。コーリーが亀の状態から立ち上がると、顔面に右ヒザを突き刺した。
コーリーの右目じりから大量の出血が見られる。正対したコーリーに対し、シングルレッグに切り替えたデイヴィス。倒せないとみるや離れた。コーリーがパンチを振るって前に出る。しかし右ハイを当てるも、足を滑らせてしまう。立ち上がったコーリーは、なんと右ストレートでダウンを奪った。デイヴィスはダブルレッグで尻もちを着かせ、バックに回り右腕を首に回す。立ち上がるコーリーをパンチで削り、ラウンドを終えた。
最終回開始前、コーリーの傷口に対してドクターチェックが入る。ラウンドが始まると、コーリーがプレスをかけていく。デイヴィスは左ミドル、左ハイでコーリーを近づけさせない。距離が近くなるとシングルレッグで組んだデイヴィスだが、これは切られた。コーリーのパンチをバックステップでかわすデイヴィス。コーリーがデイヴィスの右ローをキャッチしたが、倒すまでには至らない。
左ジャブを突き続けるコーリー。デイヴィスが一度シングルレッグに失敗するも、続くダブルレッグで尻もちを着かせてからバックに回った。コーリーもすぐに立ち上がる。左右フックを振るうコーリーにシングルレッグで組みついたデイヴィスは、ダブルレッグに切り替えて離れた。離れ際に右ヒジを見せるコーリー。しかし決定打を与えることはできず、再びケージに押し込まれてしまった。
裁定は、なんとジャッジ2名がフルマークをつける判定でコーリーが勝利。試合後、トーナメント決勝を争うカーロス・ジュニオールとフェイスオフを行った。