【KNOCK OUT63】UNLIMITEDルールで木村ミノルとカーライルが対戦。メインは漁鬼vsシッティチャイ
4月18日(土)沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催されるKNOCK OUT63「KNOCK OUT SPRING FES in OKINAWA」の主要対戦カードが発表された。
Text Takumi Nakamura
KNOCK OUTとして初開催となる沖縄大会。対戦カード発表記者会見は沖縄の観光名所で知られる首里城公園内守礼門前で行われ、現地在住以外のファイターたちも数多く出席し、全16カードが発表された。
UNLIMITEDルールでスパイク・カーライル×木村“フィリップ”ミノルの一戦が決まった。木村は新生K-1での活躍を経て、契約満了後は巌流島、KNOCK OUT、RIZINなど様々な舞台で戦ってきた。
木村は新生K-1時代の2016年にRIZINでMMAルール、巌流島でミックスルールを経験しているが、いずれも組みの攻防になる前に試合が終わっており、試合における組みへの対応は未知数。どれだけカーライルのテイクダウンを阻止して、スタンドの打撃でダメージを与えるかが勝敗の鍵を握る。
一方のカーライルは昨年末にUNLIMITEDルールを経験し、空手家の宮原穣にマウント→バックからのパウンドでTKO勝利。シングルレッグでのテイクダウンだけでなく、シングルレッグからスクランブルに持ち込んでのトップキープ、がぶりからのヒザ蹴りと鉄槌など、UNLIMITEDルールを活かした組み&打撃を見せている。
会見で木村自身が「MMAだと思って、MMAの練習をしている」と語っているように、木村にはピュアレスリングだけでなく、MMAレスリングやグラップリングのスキルと対応力が求められる試合と言えるだろう。
そしてメインイベントにはKNOCK OUT-BLACKミドル級選手権試合の王者・漁鬼×挑戦者シッティチャイ・シッソンピーノンが組まれた。同タイトルは正規王座を海人、暫定王座を漁鬼が保持していたが、海人がONE Championshipへの挑戦に向けて王座を返上。これにより漁鬼が正規王者に繰り上がり、昨年末に海人のタイトルに挑戦したシッティチャイとの防衛戦に臨む。
形としてはシッティチャイの挑戦を受ける立場の漁鬼だが、立ち技の実績ではルンピニーとGLORYでベルトを巻き、ONE Championshipでも活躍したシッティチャイの方が圧倒的に上だ。海人との王座戦でもサウスポーから繰り出す左ミドルを軸とした戦い方は健在で、判定で敗れはしたもののジャッジ2名が30-29(海人)をつける接戦だった。
好戦的なファイトスタイルが持ち味の漁鬼がどれだけシッティチャイとパンチの打ち合いに持ち込む時間を増やせるか。ブロッキングで前に出るだけではシッティチャイの左ミドルの格好の的になるため、左ミドルへのカウンターやミドルに対する蹴り返しが必要だ。
そのほか、国際戦では龍聖×アレン・クラーク(BLACKルール)、壱・センチャイジム×クルンタイ・ティーデッド99(REDルール)に2試合が決まり、渡慶次幸平 引退記念スペシャルマッチ=渡慶次幸平×鈴木千裕(公式戦よりも厚いボクシンググローブ+レガース着用)も発表されている。

















