【UFN111】前蹴りがレバーに入り、苦悶の五味。RNCで72秒──タックに下る
<ライト級/5分3R>
ジョン・タック(グアム)
Def.1R1分12秒by RNC
五味隆典(日本)
遠い距離の五味の顔面に前蹴りを入れたタック。さらに右負け蹴りがワキ腹に突き刺さったか、五味は苦悶の表情を浮かべる。下がった五味に蹴りの圧力を加えたタックに対し、五味は体が接触するとケージ際では崩れる。バックを譲って立ち上がろとした五味だが、後方から殴られてバックマウンを許す。RNCに観念したようにタップした五味、グラウンドへ行く前の前蹴りで大勢は決まっていたか。これで五味は4連敗となった。
「彼と戦えて本当に光栄だった。ずっと彼の試合を見て、練習してきた。彼に勝利したことを未来に活かしたい。アブダビで練習して、ヨーロッパ経由で戻ってきた時、空港でショーン・シェルビーからテキストが入っていた。大声で叫んでしまった……。この試合は僕にとって夢が現実になった試合だったんだ」とタックは試合を知り返った。