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【UFC208】計量終了 気合の憂流迦、ブルックス&グレン、ブラウン×モハメッド=プレリミも見逃せない

10日(金・現地時間)、明日11日(土・現地時間)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開かれるUFC208「Holm vs de Randamie」の計量&パブリック・フェイスオフが行われた。

メインで初代UFC世界女子フェザー級王座を賭けて戦うホーリー・ホルムとジャーメイン・デランダミーは両者揃って軽めの体重で問題なくパス。

デランダミーが「ここブルックリンにいることができて、凄く光栄だということを皆に伝えたい。それしか言葉がないの。皆のためにも凄い試合をするわ。レッツゴー」とファンに訴え大きな声援を得ると、ホルムは「全てのハードワークのこの時のため」と静かに話した。

日本から出場の佐々木憂流迦は気合十分、スケールの上で腹から絞り出すような声を発すると、フェイスオフでもウィルソン・ヘイスに詰め寄りシーンも見られた。今回、憂流迦以外にも粒ぞろいのプレリミ。

第2試合に出場するTUF8準優勝のフィリップ・ノヴァー は対戦相手のリック・グレイにバレンタインプレゼントを手渡す。そのプレゼントをグレンは、即オクタゴン・ガールにパス!! ファンから大きな笑い声が起こった。グレンは元WSOF世界フェザー級王者、ジョージ・カラキャニャンにTKO勝ちもしており、UFC2戦目でオクタゴン初勝利を目指す。

たった一度の来日で日本のファンに強い印象を残したジャレッド・ブルックスは、UFCでデビューに向けテンション超高めで登壇し、雄叫びを挙げまくり。ステアダウンでもイアン・マッコールを挑発し続け、マッコールが右手でパクパクとお喋りポーズをとり、呆れた表情を浮かべていた。ブルックスin世界最高、真価が問われる一戦も要注目だ。

またプレリミメインのウェルター級戦はブルックリンのお隣クィーンズ在住のランディ・ブラウンが登場し、Titan FCウェルター級王者からUFCにステップアップを果たしたベラル・モハメッドと対戦する。長身を利したヒザ蹴りやリーチの長さを武器に絞めも得意としているブラウンに対して、どれだけ打撃を被弾しようが距離を詰めてテイクダウンを仕掛けるモハメッド。両者の肉弾戦は、気持ちが折れるのはどちらになるのか──そんな精神戦でもある。

全計量結果は以下の通りだ。


■ UFC208計量結果

<UFC世界女子フェザー級王座決定戦/5分5R>
ホーリー・ホルム:144.4ポンド(65.50キロ)
ジャーメイン・デランダミー:143.6ポンド(65.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンデウソン・シウバ:185ポンド(83.92キロ)
デレック・ブルンソン:186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャカレ・ソウザ:185.8ポンド(84.28キロ)
ティム・ボッシュ:185.8ポンド(84.28キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グローバー・テイシェイラ:205.2ポンド(93.08キロ)
ジャレッド・キャノニア:204.4ポンド(92.72キロ)

<ライト級/5分3R>
ダスティン・ポイエー:155.2ポンド(70.40キロ)
ジム・ミラー:154.6ポンド(70.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン:170.6ポンド(77.38キロ)
ベラル・モハメッド:170.2ポンド(77.20キロ)

<フライ級/5分3R>
ウィルソン・ヘイス:125.2ポンド(56.79キロ)
佐々木憂流迦:125.2ポンド(56.79キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・レンツ:155.8ポンド(70.67キロ)
イスラン・マカチェフ:155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
イアン・マッコール:125.2ポンド(56.79キロ)
ジャレッド・ブルックス:125ポンド(56.70キロ)

<フェザー級/5分3R>
フィリップ・ノヴァー :145.6ポンド(66.04キロ)
リック・グレン:145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ライアン・ラフレアー:170.6ポンド(77.38キロ)
ホアン・ジュカオン・カルネイロ:170ポンド(77.11キロ)

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