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【PXC47】矢地祐介、キム・ジャンヨンの持つPXCフェザー級王座挑戦。渡辺健太郎&粕谷優介も出場

Yusuk Yachi【写真】ついに矢地がPXCフェザー級王者キム・ジャンヨンに挑戦することが正式にリリースされた(C)MMAPLANET

26日(木・現地時間)、Pacific X-treme Combatより3月13日(金・同)にグアムのUOGカルボ・フィールドハウスで開催されるPXC47でキム・ジャンヨン×矢地祐介のPXCフェザー級選手権試合と、ゼバスチャン・カデスタム×キム・ハンソル=PXCウェルター級選手権試合が行われることが、ついに正式発表となった。

これまでフェイスブックやツイッターで、散々と対戦が煽られてきたが、なぜか正式発表がノビノビになってきた2つのタイトル戦が、ようやく正式決定された。一昨年9月にマーク・ストリーグルを下し同級王座を獲得、昨年2月にはトビー・ミセッチを破り、王座防衛を果たしたミスターキムラことキム・ジャンヨン。対するは矢地は2013年8月のPXCデビュー戦で、ミセッチにまさかのKO負けを喫した後、VTJでリオン武、そしてPXCでカイル・レジェス戦ライアン・マルヴィヒル戦と3連勝を遂げ、念願のタイトル戦を迎えることとなった。

打撃とテイクダウンのラッシュというスタイルから、キムラ&スクランブルという戦い方に変え、3連勝を果たしているチャンピオン。対して矢地は米国アリゾナにおける出稽古を経てフィジカルとレスリングを強化し、その打撃の強度を高めてきた。両者とも決して負け数が少ないわけでなく、公言しているようにUFCを目指すには絶対に落とせない一戦となる。湿気の多いグアムでの試合は、館内の空調が効かないことも少なくなく、大量の汗が流れること必至。矢地は汗が比較的少ない序盤に、キムラを食わないことが鉄則だ。

ウェルター級タイトル戦は、昨年6月に王座を獲得したスウェーデン人ファイターのカデスタムにとっての初防衛戦になる。キャリア8戦目のチャンピオンに挑むは、キャリア7戦目のキム・ハンソル。リーチで勝るチャレンジャーだが、王者がカデスタムの強烈なローを如何に封じ込めるかが勝負の行方を占うこととなりそうだ。

また今大会ではダレン・ウエノヤマと渡辺健太郎、フランク・カマチョと粕谷優介の対戦も決定しとり、日本から3選手が出場することとなる。渡辺はONEから、粕谷はLegend FCから修斗を経て、PXC初陣に挑む。

■ PXC47対戦予定カード

<PXCフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]キム・ジャンヨン(韓国)
[挑戦者] 矢地祐介(日本)

<PXCウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
[挑戦者] キム・ハンソル(韓国)

<フライ級/5分3R>
ダレン・ウエノヤマ(米国)
渡辺健太郎(日本)

<ライト級/5分3R>
フランク・カマチョ(北マリアナ諸島)
粕谷優介(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
コートニー・ケイシー(米国)
ヘレン・ヘルパー(英国)

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