【Pancrase360】一瞬のチャンスを逃さず逆転! 粕谷がISAOをRNCで下し、8年越しのリベンジで涙
【写真】首に腕を回しながらバックへ。この動きが超高速だった(C)MMAPLANET
<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
Def.2R0分44秒 by RNC
ISAO(日本)
共にサウスポー。粕谷が左カーフで先制する、ISAOも左カーフからプレスをかけていく。粕谷の右ミドルを受けたISAOが距離を詰める。至近距離でパンチが交錯したあと、ISAOが押し込んでから、さらにシングルレッグへ。尻もちを着かされた粕谷もすぐに立ち上がる。ISAOが左腕を差し上げ、ケージに押し込む。しかし右ヒザ蹴りが粕谷の下腹部をとらえ、試合が一時中断に。
粕谷に休憩が与えられ、試合が再開される。ISAOは粕谷の右フックに右テンカオを合わせる。続けてテイクダウンを奪ったISAOが、粕谷に背中を着かせた。粕谷はクローズドガードへ。ISAOがトップから削っていくと、粕谷はケージへ下がっていく。さらに立ち上がろうとした粕谷に対し、一度立ち上がったISAOが再び上から押さえ込んだ。
体を起こした粕谷が首を抱えられるも、背中を着きながら返してスタンドに戻った。右ジャブの差し合いから、またもISAOがシングルレッグでグラウンドに持ち込む。粕谷はラウンド終了までハーフガードで耐えた。初回はISAOがジャッジ3者とも10-9の採点で押さえている。
2R開始早々、粕谷が左ボディストレート、右ボディフックを当てる。ISAOも右フックを返した。粕谷の左を受けてグラついたISAOがシングルレッグへ。これをガブって切り返した粕谷は、反応が送れたISAOのバックに回って即、左腕を首に回す。ISAOを仰向けにさせ、パームトゥパームで絞め上げてタップを奪った。
両者は2017年12月に一度フェザー級で対戦しており、初戦ではISAOが判定勝ちを収めていた。ライト級の再戦でリベンジを果たした粕谷は「泣かないよ(笑)。ISAO選手、8年振りの試合を受けてくれて、ありがとうございました。……やっぱりダメだ。ありがとうございました」と涙を流しつつケージをあとにした。















