【UFC177】ブルンソン、テイクダウン&トップキープでラーキンに判定勝利
<ミドル級/5分3R>
デレック・ブルンソン(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27, 30-27
ロレンツ・ラーキン(米国)
サウスポーのブルンソンがステップを踏むラーキンに組みつく。ケージを背にしたラーキンは距離を取ると右ストレートから左フック、強烈な右ミドルを蹴る。さらにブルンソンのダブルレッグをバックステップでかわしながら右アッパー、離れるブルンソンを前蹴りで突き放す。ブルンソンも再びダブルレッグに入って、ラーキンをケージまで押し込むと、パンチの連打からフロントチョークを仕掛け、その流れでトップポジションを取る。ハーフガードで上になったブルンソンはパンチを落としつつ、ラーキンの動きにに合わせてバックへ。リアネイキッドチョークを狙いつつヒジとパンチを落とす。最後はラーキンがガードポジションを取り、ラバーガードでブルンソンの追撃を凌いだ。
2R、小刻みにステップして右フック、右アッパーを打つラーキン。ブルンソンもダブルレッグを見せるが、ラーキンがボディに強烈な右ミドルを蹴り込む。なかなか組みつけないブルンソンだったがダブルレッグからドライブし、最後はシングルレッグに切り換えてテイクダウンを奪う。ラーキンはケージまで移動して立ち上がると右ボディから右ストレート、ヒザ蹴り。ブルンソンもすぐさまダブルレッグで組みついてテイクダウンを奪う。残り30秒、ブルンソンがハーフガードでトップキープして鉄槌とヒジを落とした。
3R、ラーキンが右ミドル。ブルンソンもダブルレッグから両差しに組んでテイクダウンを奪う。ハーフガードで押さえ込むブルンソンは体を起こして細かく鉄槌。ラーキンが足関節を狙うも、ブルンソンもトップキープから脱出できない。何とかケージ際まで移動したラーキンだが、ブルンソンはラーキンにケージを使わせずヒジを落とす。残り30秒を切ったところでようやく立ち上がるラーキン、ヒジを振るが当たらない。パンチとヒザで前に出て、最後は胴廻し回転蹴りまで繰り出したラーキンだったがクリーンヒットせず。テイクダウン&トップキープで堅実にポイントを重ねたブルンソンが勝利した。