【Bellator x RIZIN02】4年前のデジャブと思いきや、コレシュコフがスプリット判定でラーキンにリベンジ
<ウェルター級/5分3R>
アンドレ・コレシュコフ(ロシア)
Def.2-1:29028.29-28.28-29
ロレンツ・ラーキン(米国)
左ローのコレシュコフに対し、ジャブから右ローを蹴るラーキン。ダブル、トリプルジャブのラーキンにコレシュコフが右ローを蹴る。続くステップインに左のカウンターを入れるコレシュコフは、テイクダウンを一瞬見せる。ジャブから右狙いのラーキン、その動きを察知しているコレシュコフがリードフックから右オーバーハンド、さらにダブルレッグでテイクダウンを決める。コレシュコフは腰をコントロールし、両足を束ねてスクランブルに持ち込ませない。右足を抜き右手をついた状態のラーキンは、コレシュコフのボディロックに立ち上がることができないまま残り30秒に。コレシュコフ最後の10秒でパンチに切り替え、両者がスタンドに戻ったところで時間となった。
2R、ラーキンは左ローから左ミドルハイ、さらに右を振るって距離を詰めると首相撲&ヒザ、ヒジを繰り出す。離れたコレシュコフは右ローを蹴り、左フックを入れる。そしてスピニングバックキックへ。続くスピニングバックフィストは空振りとなったコレシュコフは、スイッチを織り交ぜ右から左を振るう。ジャブの相打ち、右ローのコレシュコフは中途半端なレベルチェンジからクリンチへ。ケージにラーキンを押し込んだコレシュコフが、シングルレッグからスピニングバックフィストを見せると、離れて左ヒジを放っていった。
ラーキンは右ヒジを効かせると、下がったコレシュコフをケージに押し込みにかかるが、体を入れ替えられる。そのままケージに押し込み、ケージレスリングが続くと残り10秒で離れて蹴りを見せたコレシュコフに対し、ラーキンが右ヒジを入れラウンドを挽回した。
最終回、ラーキンがジャブから右ローカーフ、続いて左フックを入れる。コレシュコフは左ボディショットを見せ、右オーバーハンドへ。左を当てたコレシュコフは、右ローを蹴りダブルレッグを決めた。尻餅&ケージを背負った状態で両足を束ねられたラーキンは、ヒジを頭部に落とす。口を開けたラーキンは、頭を押してエルボーも立ち上がることはできない。
前回の対戦と同様に尻餅テイクダウンと打撃のポイント争いは、残り2分でスタンドに戻る。ラーキンが左ヒザ、右フック。コレシュコフの左にワンツーを当てたラーキンが、ダブルレッグに右ヒザを合わせる――も、バックに回る。正対したラーキンは太ももの裏でクラッチを許し、背中を譲って立ち上がる。残り30秒、正対したコレシュコフがダブルレッグを仕掛ける。頭を押して耐えるラーキンは、股間に頭を入れて旋回してきたコレシュコフを切り、時間を迎えた。
結果はまたもスプリットに割れ、コレシュコフに凱歌が挙がりリベンジに成功した。