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【PFL WT2025#01】菊入正行、PFL世界ウェルター級T出場。PFL2024ウィナー&Bellator世界王者は??

【写真】とにかく初戦突破。そのまま勢いに乗って……準決、そして決勝へ (C)PFL

11日(火・現地時間)、PFLが4月3日(木・同)にフロリダ州オークランドのユニバーサル・スタジオで開催するPFL World Tournament 2025#01、ウェルター級出場選手を公式Xで発表している。
Text Manabu Takashima

One Shot to WIN. One Shot to ADVANCE. One Shot at a WORLD TITLEとONE SHOTを強調するうたい文句に続き、トーナメント出場選手=フローリム・ゼンデリ(アルバニア)、アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)、ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)、マゴメド・ウマラトフ(ロシア)、ムハメド・ベルハモフ(ロシア)、ヨナス・バカル(ギリシャ)、ローガン・ストーリー(米国)、そして菊入正行の8選手が明らかとなった。


昨年のPFLウェルター級シーズンからは準優勝のウマラトフアンドレイ・コレシュコフは元Bellator世界ウェルター級王者のコレシュコフが参戦している。

ワンマッチ出場でPFLウェルター級を2度制したレイ・クーバー3世をスプリットで下しているベルハモフもコレシュコフと並び、Bellator~PFLという流れで、トーナメント出場となる。

買収時に契約がそのまま更新され、人数的にはPFLより多数派ともいえるBellator系では、今や懐かしい感もあるPFL vs Bellatorで同じくブラダボーイに勝った元Bellator世界ウェルター級王者のジャクソン。

そして同暫定王者だったローガン・ストーリーも1/8の席を得ている。

新たなチャプターに入ったPFLだが、今回発表されたメンバーの中に──2024年PFL世界ウェルター級王者シャミル・ムサエフの名がトーナメント出場選手に見られない。

トーナメント出場のウマラトフ、ジャクソンに勝利しているムサエフの不出場は、至極残念だ。

加えて昨年6月にジャクソンを破ってBellator世界ウェルター級チャンピオンとなったラマザン・クラマゴメドフの名もなかった。

米国人が1人、ロシア人ファイターが3人と最大勢力ながらクラマゴメドフとムサエフが出ない──のは飛車角落ちの印象を与えても仕方ないだろう。

従来のフォーマットでは契約が更新され、自動的にシーズンの10枠に入っているベスト4ファイターではネイマン・グレイシーとムラッド・ラマザノフも出場しない。うちネイマンはGFLとサインし、NYCに所属することになっている。

そのなかで、抜擢としてとらえて良いのは昨年のPFL Euro王者フローリム・ゼンデリ、TUF32キャストでCage Warriors ウェルター級王者だったヨナス・バカル、そしてウェルター級KOPだった菊入の3名だ。まさにこの3人の選手にとって、世界に挑むトーナメント──対戦相手は、誰が来ても格上ばかりというなかで初戦突破が、現状での最大の目標となろう。

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