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【Shooto2026#04】打のスピード×組のスピード、田上こゆるが地元大阪で黒部和沙とストロー級王座防衛戦

【写真】速報のキーボードを打つ指が追いつかないほどのスピード戦になりそうだ(C)MMAPLANET

30日(木)、サステインが5月31日(日)に大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで開催するShooto2026#04の対戦カードを発表した。
Text by Shojiro Kameike

今回発表されたのは世界ストロー級タイトルマッチ=王者の田上こゆる黒部和沙を挑戦者に迎え、2度目の防衛戦に臨む。


2024年5月、田上は当時ストロー級1位の旭那拳を右カウンターで沈めてランキングも一気に上昇。同年12月に行われた空位のストロー級王座決定戦は旭那とのリマッチとなったが、細かい出入りで相手を翻弄し、判定勝ちでベルトを巻いた。昨年9月の初防衛戦では挑戦者の山上幹臣を右ストレート→左フックで倒し、さらにヒザ蹴りからのパウンドで仕留めている。

田上の持ち味は、何と言っても圧倒的なスピードから繰り出される打撃だ。以前はテイクダウンならびにグラウンドに持ち込まれて苦杯を舐めることもあった。しかし旭那戦と山上戦では、鋭い踏み込みを活用した細かい出入りで相手に決定的なチャンスをつくらせず、自分の得意な展開に持ち込むことに成功している。

昨年11月にはフライ級契約で新井と対戦し、判定負けを喫している。もちろん勝負は勝負、結果は結果ではあるものの、やはりフライ級では田上のスピードが発揮されず、かつ力負けしていたことは事実だ。そんな田上が地元大阪で、ベストウェイトであるストロー級の王座防衛戦に臨む。

2度目の防衛戦の相手は黒部。TRIBE TOKYO MMA所属で、年齢は田上と同じ24歳だ。2024年4月に元修斗王者である澤田龍人をツイスターで下し、続く山上幹臣戦はギロチンで敗れたものの、その後は5連勝。2025年のストロー級インフィニティリーグを全勝で制し、今回ベルト挑戦のチャンスを掴んでいる。

黒部といえば、やはりレスリング力の強さが光る。テイクダウン&トップコントロールからの素早いバックテイク。後ろに回ればオタツロックを駆使しつつ、RNCあるいはツイスターを極める。全勝優勝を果たしたインフィニティリーグでは、その精度をさらに高めたことを証明した。

ベルト獲得前の田上であれば、黒部のスタイルは最も苦手としていたかもしれない。ただし前述のとおり速いフットワークで翻弄する現在の田上ならば、そう簡単にグラウンドに持ち込まれることはないだろう。一方、黒部も距離をつくるための左ジャブと、グラウンドに持ち込んでから極めまで持ち込むスピードは修斗同級ナンバーワンだ。スピードスター同士の一戦は、田上が倒すか、黒部が極めるか――目の離せないノンストップファイトとなるに違いない。

また、サステイン主催の大阪大会では恒例となっているキックボクシング「CKC 1DAYトーナメント」が今大会も開催される。

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