【BFC41】公開計量終了、フレイレはオーバー??
16日(土・現地時間)、アリゾナ州ユマのココポー・リゾート&カジノで開催されるベラトールFC41。その公開計量が15日(金・同)、同地で行われた。
BFC世界フェザー級王者ジョー・ウォーレンのノンタイトル戦が行われるが、この試合はフェザー級ではなくキャッチウェイト戦となり、ほとんどバンタム級と変わりない137ポンド契約となっている。
対戦相手のマルコ・ロウロも、もとはと言えばフェザー級ではなく、バンタム級のファイターだけに、これはウォーレンが五輪予選へ向け、早くも従来の階級に体を戻し始めたことが予想される。つまりウォーレンは一階級上のクラスで王者に君臨しており、ロウロ相手のノンタイトル戦はフィジカルに差が出そうな一戦といえる。
ノヴァウニオンの柔術家として、バックを取ることに長けたロウロだが、ケージ+レスラー、それも世界選手権を制するようなウォーレンを相手に得意のパターンに持ち込むのは至難の技だといえよう。
今大会はバンタム級王者ザック・マコウスキーのノンタイトル戦も行われるが、シーズン4はバンタム級トーナメントは開催されていない。次期シーズンでもチャレンジャーが存在しないマコウスキーだが、試合回数をこなす上でも、何か明確な目標をもってノンタイトル戦に挑みたい。そうでなければ、思わず足元をすくわれる可能性もある。
王者が出場するスーパーファイト以上に注目が集まる、フェザー級トーナメント準決勝のブラジリアン対決。計量結果には規定より0.2ポンド・オーバーのまま、その数値が採用されているフレイレだが、通常体重は77キロ近くあるだけに、どれだけリカバリーしているのかも、リベンジに燃えるヘイスとの一戦に大きく影響を及ぼすだろう。
■BFC41メインカード計量結果
<137 ポンド契約/5分3R>
ジョー・ウォーレン:136.8ポンド(62.05キロ)
マルコ・ロウロ:136.6ポンド(61.96キロ)
<バンタム級/5分3R>
ザック・マコウスキー:135.4ポンド(61.42キロ)
チャド・ロビンショー:134.2ポンド(60.87キロ)
<フェザー級トーナメント準決勝/5分3R>
ウィルソン・ヘイス:145.6ポンド(66.04キロ)
パトリシオ・フレイレ:146.2ポンド(66.32キロ)
<フェザー級トーナメント準決勝/5分3R>
ダニエル・ストラウス:145.4ポンド(65.95キロ)
ケニー・フォスター:146ポンド(66.22キロ)