【Pancrase356&357】QOPC=3度目の対決、ソルト「KO一択」×KAREN「勝ってベルトを奪い返す」
【写真】両者の対戦は過去に2度、いずれもソルトが勝利している。KARENが三度目の正直なるか、あるいはソルトの返り討ちか(C)TAKUMI NAKAMURA/MMAPLANET
5日(金)東京都新宿区のTKP新宿カンファレンスセンターにて、23日(火・祝)に東京都港区のニューピアホールで昼夜興行として開催されるPancrase356とPancrase357に関する記者会見が行われた。
Text by Shojiro Kameike
会見は2部制で行われ、第一部には遠藤来生、松井斗輝、平田旭、村山暁洋、松井涼、畑大晴が出席。第二部は女子ストロー級QOP選手権試合の調印式が行われた。王者ソルト、挑戦者KARENにとっては今回が3度目の対決となる。
ここでは選手の挨拶、ならびにMMAPLANETからの質問に対する回答を掲載したい。
会見 第1部
遠藤来生
「今回の相手はタジキスタンの強豪ということで光栄です。遠くから来ることで調整も大変だとは思いますけど、最高の状態で戦いたいので自分も仕上げていきます。しっかり調整してきてほしいです」
松井斗輝
「今回はかなり良い感じで来ています。あとラスト1週間、追い込み練習を終えることができたら、かなり強いところを見せられると思います」
平田旭
「今回は初の国際戦で分からないことも多いですけど、バッチリ準備しています。向こうも本気で来ると思いますし、僕も本気で倒しに行きます」
村山暁洋
「この度は本当に強い相手と戦わせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを戦いにぶつけて、KO一本で勝てるようにしますので、当日はぜひ会場で応援お願いします」
松井涼
「ありがとうございます。すごく楽しみです。遂に来た、待っていましたという感じです。僕のレスリング力とテイクダウン能力、相手の打撃はどちらが強いか。面白い試合になるんじゃないかな、と思っています。ぜひ見に来てください」
畑大晴
「どんな相手であれ、前回と同じでフィニッシュします」
――国際戦を戦う4選手にお尋ねします。パンクラスにはランキングがあるなかで、今回の相手はランキング外の選手です。その国際戦をどう捉えていますか。
遠藤来生
「相手はバンタム級からフェザー級に上げてくるということで、ランク外ではありますけど、かなり上位の選手よりも強い相手だと思っています。しっかり勝ってアピールしていきたいです」
平田旭
「ランキング外ですけどアマチュアの世界チャンピオンで、2連覇しています。僕のなかでは、自分が挑戦者という気持ちが強いです。と同時に、練習してきて自信もつき、迎え撃つという気持ちもあります。その両方ですね」
村山暁洋
「国際戦ということで自分の得意な柔道の動きも、より出せるのかなと。そういうところを見せていきたいです。ランキングとかは確かにあると思いますが、今回の相手はまた違った――RIZINとかにも出ている有名な強い選手なので、パンクラスの強さを見せられたらと思います」
松井涼
「僕はランキングがどうとかは、あまり考えなかったです。ただただ『チャンスをもらえたら』と思っていて、勝てばランキングに食い込めるものだと思っています。今回の試合はシンプルに、チャンスをもらえたんじゃないかなって思っています」
――村山選手、いつも投げると会場が沸きますが、スパイク・カーライルを投げたいという気持ちはありますか。
村山暁洋
「組みも強い選手なので、そこで投げることができたら会場も沸くと思いますので、そういう気持ちもあります。投げを出せるよう磨いていきたいです」
――村山選手以外の国際戦に臨む皆さんは、どんな自分を見せたいですか。
遠藤来生
「最近、中央アジアの選手はかなり勢いがあります。どの選手を見ても、どの試合を見ても気持ちが強いし、フィジカルもあるしテクニカルですし、全部強いです。でもフィジカルでも何でも、全部で対抗し、上回っていきたいです」
平田旭
「本当に強敵なので、ここで倒し切れれば――僕は打撃の選手なので、それが通用するというところを世界に見せられたら自信にもなるし、次に進むことができると思います。打撃を見てほしいです」
松井涼
「僕は世界で戦っていくことしか考えていないので、そのための一戦だと思っています。どれだけ今の実力が通用するのか、どんな展開で勝っていけるのかを見る良い機会、そういう一戦だと思っています。別にビビッてもいないし、もちろん勝つつもりです。そのなかで僕の強みであるレスリングが生きてくるのかを測る機会なんじゃないかと考えています」
会見 第2部
KAREN
「2年5カ月ぶりで、立場が逆転した状態で試合をすることになりました。自分が勝ってベルトを奪い返します」
ソルト
「今回の試合はKO一択だと思っています。フィニッシュを楽しみにしていてください」
■Pancrase356 視聴方法(予定)
午後0時30分~ U-NEXT
■Pancrase357 視聴方法(予定)
午後5時10分~ U-NEXT
■Pancrase356 対戦カード
<ストロー級QOP選手権試合/5分5R>
[王者]ソルト(日本)
[挑戦者]KAREN(日本)
<フェザー級/5分3R>
遠藤来生(日本)
オタベク・ラジャボフ(タジキスタン)
<バンタム級 /5分3R>
松井斗輝(日本)
山口怜臣(日本)
<フライ級/5分3R>
谷村泰嘉(日本)
水戸邉荘大(日本)
<フェザー級/5分3R>
星野柊哉(日本)
関翔渚(日本)
<フェザー級/5分3R>
貫井義規(日本)
大谷啓元(日本)
<バンタム級/5分3R>
増田怜央(日本)
水島和磨(日本)
<フライ級/5分3R>
齋藤楼貴(日本)
土谷wisdom勇斗(日本)
■Pancrase357 対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
村山暁洋(日本)
スパイク・カーライル(米国)
<ミドル級/5分3R>
平田旭(日本)
コシム・サルドロフ(タジキスタン)
<フェザー級/5分3R>
石田陸也(日本)
岡田拓真(日本)
<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
畑大晴(日本)
<バンタム級/5分3R>
梅原規祥(日本)
宮城成歩滝(日本)
<ライト級/5分3R>
張豊(日本)
斎藤主己(日本)
<バンタム級/5分3R>
松井涼(日本)
アンドレイ・チェルバエフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
小原統哉(日本)
嶺大基(日本)