【Pancrase356】ヒジ&ヒザの猛ラッシュ。ラジャボフが遠藤来生をヒザ蹴りで沈めて1RTKO勝利
【写真】結果的に空を切ったものの、遠藤の倒れ際に放ったラジャボフの顔面への蹴り。最後の最後まで相手を仕留めようとする怖さが伝わってくる(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分3R>
オタベク・ラジャボフ(タジキスタン)
Def.1R3分28秒 by TKO
遠藤来生(日本)
遠藤がインロー、ラジャボフがジャブを伸ばす。遠藤は前蹴りとジャブで距離を取って右ロー。ラジャボフはジャブとワンツーを合わせる。遠藤はボディにもパンチを振るが、ラジャボフはそこに右ストレート打ちおろし、パンチをまとめてから左ハイ。打撃のプレッシャーをかけて遠藤を下がらせると右アッパー、下がる遠藤に右ヒジを打ち込む。
組みついた遠藤がラジャボフをケージに押し込むも、ラジャボフはテイクダウンをディフェンスしながら離れ際の右フック。続く遠藤のテイクダウンを切るとパンチから左ハイ、下がる遠藤に飛びヒザ蹴りを突き差す。遠藤も必死にラジャボフの左足にシングルレッグに入るが、ラジャボフは山口の頭を潰しながら右ヒジを入れる。
四つの攻防になるとラジャボフが態勢を入れ替えて鋭いヒザ蹴りを連打。左のヒジから右ヒザを突き上げると、これがガード越しの遠藤の顔面を捉えて遠藤が前のめりに崩れ落ちる。ラジャボフは遠藤の倒れ際にも顔面へのハイキックを蹴り、これは空を切ったがレフェリーが試合をストップ。ラジャボフが圧倒的な強さでTKO勝利を収めた。