【Gladiator033】左が冴えわたる南。ルキヤをパウンドアウトし「このベルトを引っ提げて世界で戦います」
【写真】南が左の強さと組みのコントロールで完勝。ルキヤはダメージが心配だ(C)TAKUMI NAKAMURA
<GLADIATORバンタム級選手権試合/5分3R>
南友之輔(日本)
Def.3R4分11秒 by TKO
ルキヤ(日本)
ルキヤが左を伸ばす。頭を下げたルキヤに対し、南の左ローが下腹部をとらえてしまう。すぐ再開に応じるルキヤ。再開後、ルキヤが右スピニングバックフィストから左右フックで飛び掛かる。離れる南。ルキヤが赤コーナー側のマットが滑るか、中断を申し入れる。再開後、南のワンツーがクリーンヒット。ルキヤが前に出ると南が組みつき、四つの展開に。左腕を差し上げたルキヤが南をケージに押し込むも、南がボディロックからテイクダウンを奪った。
立ち上がったルキヤに南が左フック、左アッパーを浴びせる。鼻から出血が見られるルキヤだが蹴りを返していく。南はルキヤの右ローに右を合わせた。左ジャブの突き合いからルキヤがボディロックからテイクダウンを狙う。南はバックに回られるも前転で返し、逆にバックコントロールへ。首投げを受けるもバックを狙う。
ルキヤは鼻と口から大量の出血が見られる。南はテイクダウンからバックに回った。立ち上がったルキヤをバックコントロールで制する。引き倒されたルキヤだが、立ち上がる。南の左が幾度もルキヤの顔面を襲う。ルキヤも右を返すと、南が組んだ。ルキヤは左腕を差し上げて南を投げる。南が下からシングルレッグで組むと、ルキヤは三角の形で殴っていく。落ち着いてトップに回った南に、ルキヤは鉄槌とヒジを打ち込む。南はルキヤの足を捌いてサイドを奪取。ここで南が左ヒザをルキヤの頭部に当ててしまい、レフェリーが注意を与えた。再開後、残り10秒はスクランブルを狙うルキヤのボディを南が殴り続けた。
2R、南がプレスをかける。右目下に腫れが見られるルキヤにケージを背負わせた。左ジャブを突き刺す南に対し、ルキヤが右を振ってから組みつく。左腕を差し上げた南が投げを受けたルキヤは耐えるも、顔面ヒザ蹴りを狙ったところで倒された。背中を着かせてから、ルキヤが起き上がるとバックに回る南。ルキヤが正対しつつ右ヒジを入れるが、南はボディロックでドライブする。
差し返されると、離れて左ジャブ、左アッパー、右ストレートを打ち込んだ。ルキヤは頭を下げて右縦ヒジを狙うも、かわされた。南は離れ際に左ジャブを突き刺す。ケージに押し込まれたルキヤは首相撲からヒザを突き上げるも、南がバックに回った。会場に大声で何かをアピールしたルキヤだが、右ヒジはかわされ、さらにテイクダウンを奪われてしまう。南はルキヤの足を捌いてサイドを奪取。顔面に左ヒジと右パウンドを落とした。
最終回、南のパンチを受けたルキヤが組むも、ケージに押し込まれる。南はダブルレッグで両足をすくい、尻もちを着かせた。ルキヤは南の首を左腕で抱え、ギロチンで絞り上げる。南が首を抜くと互いにスタンドへ。打ち合いからルキヤがシングルレッグで組んだが、南が左腕を差し上げ、ケージに押し込んでからバックに回った。南は太ももにヒザを突き刺す。
やはりルキヤは正対&右ヒジを狙うも、ボディロックで崩されてしまう。ルキヤに背中を着かせ、さらにバックコントロールで動きを潰す。またもスタンド→右ヒジ&正対の際に崩されてしまうルキヤ。南は左腕を枕に、しっかりと背中を着かせて削り、連打を浴びせてレフェリーストップを呼び込んだ。
南が打撃の精度とボディコントロールで完全に上回り、9月に獲得した王座の初防衛を果たした。一方のルキヤは、高い身体能力と爆発力を見せながらベルトには届かず。何より17歳で、これだけダメージを受ける試合が続くのは如何なものか。ルキヤ陣営にはここで一度、ファイトスタイルとマッチメイクの再考を願いたいほど、心配になる敗者のダメージだ。
完勝の南は「ちょっと塩試合みたいになってしまい、堂々とは言えないんですけど――組みの展開も成長した姿を見せられたかなと思います。このベルトを引っ提げて世界で戦っていきます」と宣言した。














