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【NEXUS MANIA2025】1R=ムエタイ、2R=MMA、3R=ベアナックルのCRAZYルールに北野一声が挑戦

【写真】もともとはキックボクシングからMMAに転向した北野。ムエタイルールでどんな打撃を見せるか(C)TAKUMI NAKAMURA

明日3日(日)東京都文京区の後楽園ホールにてNEXUS MANIA 2025が開催される。NEXUS MANIAはFighting NEXUSが展開する様々なルールが同一大会内で行われる特別イベントで、今大会では3つのルールで試合が実施される。
Text by Takumi Nakamura

都内だけでなく積極的に地方でも大会を開催し、キックボクシング部門のSTRIKE NEXUSも立ち上げ、様々な取り組みを続けているFighting Nexus。今大会ではMMAルール、キックルールに加え、Nexus独自の試合形式=CRAZYルールの試合が行われる。


これまでキックルールとMMAルールを順に行うMIXルールの試合は他のプロモーションでも組まれてきたが、CRAZYルールは3分3R制で、ヒジ&首相撲が認められるムエタイルールから始まり、2RはMMAルール、そして3Rはバンテージだけを巻いたボクシング、いわゆるベアナックルルールで行われる、前代未聞のルールだ。

CRAZYルールはテープジュン・サイチャーンのリングネームでWMC日本スーパーフェザー級王者にもなったキックボクサーの齊藤淳がプロデューサーを務め、初の実施となった昨年11月のFighting NEXUS 37には齊藤自身が選手として出場。村田純也に2R=MMAルールで腕十字による一本負けを喫している。

今大会では齊藤×北野一声と簗丈一×竹内“クレイジーバスター”悠の2試合が組まれているが、3月のFighting NEXUS 38で荻窪祐輔の持つNexusフライ級王座に挑戦している北野のCRAZYルール挑戦はサプライズだと言えるだろう。

この試合はキックボクサー=齊藤×MMAファイター=北野という図式の試合で、MMAファイターからすれば、いかに最初のムエタイルールを凌いで2RのMMAに持ち込むかが鍵になるが、北野はもともと八景ジムでキックボクシングを始めて、同じジムで水垣偉弥らのMMAの練習を見て、MMAに転向したという経歴を持つ。MMAの試合でも思い切りのいい打撃を得意とする北野だけに、ムエタイルールへの適応にも注目したい一戦だ。

なお今大会では初代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝の2試合=たまよせゆきと×悠太と趙大貴×森昴星というNexusの王道ともいえるカードも組まれており、Nexusの自由度が詰まったラインナップとなっている。

■NEXUS MANIA 2025視聴方法(予定)
8月3日(土・日本時間)
午後6時00分~Fighting NEXUS公式YouTubeチャンネル

■NEXUS MANIA 2025対戦カード

<STRIKE NEXUS初代スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝/3分3R>
堀本祐惺(日本)
彪司(日本)

<NEXUSライト級王座決定戦/5分3R>
ジェイク・ウィルキンス(米国)
小川健晴(日本)

<GRAZYルール/3分3R>
齊藤淳(日本)
北野一声(日本)

<初代NEXUSウェルター級王座決定トーナメント準決勝/5分2R+Ex1R>
たまよせゆきと(日本)
悠太(日本)

<初代NEXUSウェルター級王座決定トーナメント準決勝/5分2R+Ex1R>
趙大貴(日本) 
森昴星(日本)

<キック・60キロ契約/3分3R>
藤井重綺(日本)
髙岩拓(日本)

<フェザー級/5分2R+Ex1R>
アポロ中山(日本)
嵐士(日本)

<キック・59キロ契約/3分3R>
清重真平(日本)
マ・シンフ(韓国)

<GRAZYルール/3分3R>
簗丈一(日本)
竹内“クレイジーバスター”悠(日本)

<キック・55キロ契約/3分3R>
湯本剣二郎(日本)
所風雅(日本)

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