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【UFN250】 シャラ・マゴメドフ、ペイジの変則ファイトを崩せず。16戦目にして初黒星を喫す

<ミドル級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)

オーソドックスのペイジが半身に構え、前後にステップして左のサイドキックとインローを蹴る。マゴメドフは右ローを蹴りながら、自らもスイッチを見せる。ペイジはガードも下げた状態からジャブを見せ、マゴメドフは左ミドルを蹴る。ペイジは右のオーバーハンドで飛び込み、この右からマゴメドフに組みつく。ペイジは右腕を差してマゴメドフをケージまで押し込むが、テイクダウンはこだわらずに離れる。

ノーガード&半身のペイジはインロー、右のボディストレートを打つ。マゴメドフも右ヒジを返すが当たらない。ペイジはマゴメドフが近づこうとするとジャブを突き、いきなりワンツーで飛び込んで、インローまで蹴る。マゴメドフは前に出て右ローを蹴り、ペイジが飛び込んでくるところに左フックを狙う。ペイジはサウスポーとオーソをスイッチし、マゴメドフはペイジがオーソになると右ローを蹴る。じりじり前に出るマゴメドフに対し、ペイジはスピニングバックキックを狙った。

2R、ペイジはオーソに構えて左のサイドキック、ワンツー、ジャンプしての左前蹴り。マゴメドフは前に出て左フックを狙うが、ペイジが飛び込んでの右ストレートをヒットさせる。マゴメドフは右ローと左のサイドキック、ペイジは距離を取りつつスピニングバックキック→サイドキックで間合いを詰めさせない。マゴメドフはじりじりと前に出るが攻撃が出ない。ここでペイジ右ストレートから飛び込んで組みつくが、ここはペイジが離れる。

マゴメドフはサイドキックと右ロー、ペイジの飛び込みに左フックを狙う。ペイジも右を狙いつつ、やはりマゴメドフはサイドキックと右ローを繰り返す。ペイジはマゴメドフの前進に飛びヒザ蹴り、マゴメドフのローに右ストレートを合わせる。距離が開けばペイジがジャブを突き、マゴメドフもジャブで前に出ていくがクリーンヒットはない。ペイジはケージ内を走るよう距離を取り、右ヒジとスピニングバックフィストを放つ。マゴメドフも距離を詰めて首相撲。ペイジは両差しで押し込む。離れ際の右肘。

3R、マゴメドフは右ローと二段蹴り。ペイジはそこに左を当てる。ペイジはスイッチしながら距離を取り、マゴメドフは前に出て右ローと左ミドル。ペイジは左フックや右ストレートで飛び込み、マゴメドフは組みつくがペイジは距離を取る。ひたすら前に出てパンチを見せるマゴメドフだが、どれもクリーンヒットはない。逆にペイジは飛びヒザ蹴りを狙う。

組んだマゴメドフはペイジをケージまで押し込むがテイクダウンを奪えない。ペイジは離れ際に右ヒジを振り、シングルレッグも見せる。マゴメドフは左ミドルを蹴り、ペイジのステップインに左ストレートを合わせる。さらにペイジの蹴りに右ストレートを合わせて左ハイ、下がるペイジに右ロー、右スーパマンパンチで飛び込む。ペイジは下がりながら飛びヒザを発射し、顔へのスピニングバックキック。これで下になるペイジはすかさず三角絞めを狙った。判定は3-0でペイジが勝利。ペイジがUFC2勝目を挙げ、マゴメドフはプロ16戦目にして初の黒星を喫した。


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