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【DWCS S09Ep02】注目のデラーノがエクスポシトに圧勝。ダナの訓示がきいたか、勝者5人揃って契約

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・デラーノ(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
マヌエル・エクスポシト(アルゼンチン)

デラーノがスイッチ&サークリングする。エクスポシトも構えをスイッチしながら右フックで飛び込み、デラーノは右のカウンターを狙う。デラーノは組みも混ぜつつ攻撃を組み立て、エクスポシトは左右のフックの前に出る。デラーノは右ボディから左フック、顔面への右フックにつなげる。エクスポシトも踏み込んでの左を当て、スイッチしながら左右のフックで前に出る。

サウスポーのデラーノは左の前蹴りと左ストレート、エクスポシトの前進に左のテンカオを狙う。ここでエクスポシトがデラーノの右足にシングルレッグに入ると、デラーノはクルスフィックスの形からエクスポシトの左腕をキムラロックで固める。エクスポシトは仰向けになって腕を抜きつつ正対し、そのまま両者が立ち上がる。試合がスタンドに戻るとエクスポシトは右ストレートと右ハイ、デラーノはシングルレッグに入りつつ左ヒジ。これがエクスポシトの鼻を捉え、エクスポシトは鼻から血が吹き出す。

サウスポーのデラーノは左ミドルをタイミングよく当て、そこから左ストレートを伸ばす。エクスポシトも右ミドルを蹴ってパンチで前に出ていくが、デラーノが右ボディとジャブ、左ストレート、左右の前蹴りでボディを削ってワンツーまで当てる。エクスポシトがシングルレッグに入ると、スクランブルの攻防からエクスポシトがギロチンを狙いながらバックに回る。デラーノがそれを許さず、エクスポシトががぶった態勢でラウンド終了となった。

2R、ここもお互い小刻みにスイッチする。デラーノはシングルレッグに入りつつ、離れ際にヒジを狙う。前に出るデラーノが右フック、ジャブを伸ばして距離をとり、エクスポシトのシングルレッグを切る。ここからデラーノは二段のヒザ蹴り、前蹴り、ジャブ、左ストレートと手数を増やす。前に出るエクスポシトだが、そこにデラーノがタイミングよくジャブ・右フック・左ストレートを当てる。

さらにデラーノは右ボディで飛び込み、ジャブを的確に当てるとエクスポシトの鼻からの出血がひどくなる。前にこそ出るエクスポシトだが攻撃がなく、デラーノは足を使いながらジャブを突く。残り1分、エクスポシトがジャブからダブルレッグに入ると、切ったデラーノがエクスポシトをケージに押し込んでヒジを入れる。離れて打撃戦に戻ると、デラーノがインローと右フック、スピニングバックキック、ハイキックを繰り出した。

3R、デラーノがジャブと前蹴り。エクスポシトがパンチで突っ込んでいくと、デラーノが左のヒザを合わせる。これで間が開くと、デラーノがジャブ・左ストレート・前蹴りと長い攻撃で攻める。距離が詰まるとデラーノが右ボディから顔への右フックを返し、距離が離れるとデラーノが左ハイを蹴る。エクスポシトも右ストレートと右ミドルを見せるが、デラーノは組みヒザも混ぜつつ、スイッチしながらジャブとワンツーを当てる。

エクスポシトもデラーノのジャブに右フックを返し、スピニングバックキックを蹴るが当たらない。一方のデラーノはジャブで確実に距離を創り、そこから左ハイキックにつなげる。最後もデラーノがインロー、左ミドル、ジャブ・ワンツー、スピニングバックキック、左ミドルと手数を増やして試合終了。今大会の注目株=デラーノがエクスポシトとの南米対決に圧勝した。そして今回はデラーノ、キャム・ロウストン、ルイス・リー・スコット、ジョシュ・ホキット、ラミロ・ヒメネの5選手がUFCとの契約を勝ち取った。


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