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【DWCS S09Ep02】多彩な打撃で攻めたスコットが足関狙いのサクマールにTKO勝利&無傷の10連勝

<バンタム級/5分3R>
ルイス・リー・スコット(英国)
Def.3R2分20秒 by TKO
コウシク・サクマール(インド)

互いにオーソドックスから左ミドルを蹴り合い、スコットが構えをスイッチしながらステップする。スコットはサウスポーから左の前蹴り、サクマールは右の前蹴りと左ハイ、右ストレートから組みつく。この組みの攻防からスコットがサクマールが自ら前転してスコットの左足を取ってヒールフックへ。スコットが回転して足を抜くと、サクマールは再びスコットの左足に足関節を仕掛けてバックを狙う。スコットもサクマールの体の起こし際にバックに回り、そのままケージへ押し込む。スコットはスタンドバックでヒザを入れながら後方にテイクダウン。サクマールも回転して上をとろうとするがスコットが亀になるところに殴って離れる。

試合がスタンドに戻るとサウスポーのスコットが左ミドルとスピニングバックキック、構えを戻して右ストレートを打ち込む。サクマールも右ストレートを返すがスコットの圧力に押される。スコットはサウスポーからスピニングバックキックと左ミドル、オーソに戻して右ストレートと手数を増やす。サクマールもスコットのスピニングバックキックの蹴り終わりにバックにつき、スタンドのままバックキープしてRNCを狙いながらパンチを入れた。

2Rもスコットが構えをスイッチながらローとミドルで前に出る。サクマールが右腕を差して組みつくと、スコットは小手に巻いて投げを狙う。サクマールはそれを耐えつつ、1Rと同じようにスコットの足元にもぐりこんで右足に足関節を仕掛ける。立ち上がったスコットは右膝を抜こうとするが、サクマールはバックも狙いつつ足関節を続けて、最終的にグラウンドで上になる。距離を取るサクマールに対し、スコットは右腕を差して立ち上がり、サクマールのがぶりを外して右腕を差してスコットをケージに押し込む。スコットはボディにヒザ蹴りを入れながらバックへ回りつつ、サクマールが正対するとヒザ蹴りとヒジを入れる。

離れたサクマールに対し、スコットは左の前蹴り、インロー、ミドルと蹴りで攻め込む。さらにスコットは右ロー、左ハイと前蹴り、右ロー、右ストレートからロー、スピニングバックキックと手数を増やし、右ローとカーフをサクマールの前足に集める。サクマールはスコットに右ミドルをキャッチされると、自ら前転して足関節へ。足関節とバック狙いを併用して攻めるが、スコットにディフェンスされてパンチとヒジを浴びる。

3R、スコットが右ローを連打。そこから右ハイにつなげる。さらにスイッチしたスコットが左ストレートを当て、オーソドックスに戻すと飛びヒザ蹴りを狙って右ローを蹴る。このヒザがローブローとなり、試合が一中断となる。再開後、サウスポーのスコットが距離を詰めて左ストレートからパンチをまとめ、左ボディフックと左テンカオを突き差し、左ストレートから右ローを蹴る。サクマールはスコットのスピニングバックキックに合わせて組んでバックへ。スタンドバックのまま足を四の字フックしつつ、一度足を外してスコットをケージに押し込む。

正対したスコットはサクマールのボディにヒザ蹴りを突き差し、強烈な左ミドルを蹴り込んでサクマールの動きを止める。ここからスコットが左ハイ・左ストレート、左の前蹴り、左ボディから右フックを叩き込むと、ガードを固めるサクマールにボディを連打。ケージに沿って逃げようとするサクマールに後ろからパンチを打ち込み、サクマールが崩れ落ちたところでレフェリーが試合を止めた。


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