この星の格闘技を追いかける

【UFN250】右オーバーハンドで倒し、左アッパーで仕留める。イマボフが、アデサニャから完全KO勝利

<ミドル級/5分5R>
ナソーディン・イマボフ(フランス)
Def.2R0分30秒
イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

オーソで前足の蹴りから、スイッチして奥足の蹴りを見せたアデサニャ。構えを変えて、左右の蹴りを繰り出しつつ、左を振るって前に出る。そこに右を合わせていくイマボフは、非常に落ち着いている。ワンツーの左からステップインしたイマボフは、両ヒザをつきながら組んでテイクダウンを狙う。ボディロックにもアデサニャはワキを潜って倒されず、逆に上を取りに行く。一瞬下になったイマボフだが、すぐに立ち上がった。

左ジャブを伸ばすアデサニャが、右カーフを蹴る。スイッチしての左オーバーハンドに組まれたアデサニャだが、すぐに突き放す。イマボフはジャブを被弾。三日月が急所をかすめた直後に、イマボフが細かいパンチをまとめて前に出る。間合いを外したアデサニャが、首相撲からヒザを狙い、離れたイマボフに右カーフを入れる。イマボフは右アッパーストレートをクリーンヒットさせ、アデサニャが頭が後方にもっていかれる。ここから前に出ると、アデサニャもパンチで応酬しようとする。イマボフはダブルレッグからボディロックに移行し、ケージにアデサニャを押し込む。チェンジレベルも、ダブルレッグは不発に終わったイマボフが距離を取り直す。アデサニャが左ミドルを入れ、最初のラウンドが終わった。

2R、左ジャブ&右カーフのアデサニャが、アイポークがあったとアピールもすぐに再開に応じる。直後にイマボフが左ジャブを見せて、右オーバーハンドを射抜く。態勢を崩してケージにもたれかかるようにヒザをついたアデサニャは、左アッパーカットを打たれてダウンすると背中を見せる。イマボフはパウンドを連打しKO勝ちを決めた。

「素晴らしい気分だ。最高の状態で試合に臨むことができた。僕の方が優れたストライカーだと証明できたはず。ベルトがかかった試合がしたい。僕の自信は家族、兄弟、チームから得られる。一つ秘密があるとすれば、愛し、愛されることでこの道を進むことができるんだ。僕らは10年間、同じ目標に向かって歩んできた。この勝利は兄弟に捧げたい。いつも僕を支えているからね。来週、世界戦がある? その次は僕の番だろう。この1年でトップ5に2度勝ち、2度ともフィニッシュしている。僕の名前はイマボフだ。イマモフでもイマブーでもない。イマボフだ」とイマボフは話した。


PR
PR

関連記事

Error, no Advert ID set! Check your syntax!

Movie