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【UFC310】ギロチンから引き込んだワイドマン。アンダースの鉄槌、パウンドに敗れる……

<195ポンド契約/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
Def.2R4分51秒by TKO
クリス・ワイドマン(米国)

サウスポーのアンダースに対し、ワイドマンが右ミドルを蹴る。続く右ハイをキャッチされそうになったが、足を戻してダブルレッグのフェイクへ。大きくスプロールして反応したアンダースが、逆に組んでケージにワイドマンを押し込む。離れて左の蹴りを繰り出したワイドマン。アンダースはこれをキャッチしてパンチを連続で打ち込む。アンダースは一度間合いを取り直すと、ここも組んでワイドマンを崩す。と、ヒザ立ち状態のワイドマンの頭部にヒザを入れてしまい試合が中断される。

再開後も右ミドルを蹴ったワイドマンは、構えを変えてアンダースのステップインに左ストレートを合わせダウンを奪う。ワイドマンはパウンドからハーフでトップを取ると、しっかりと抑えていく。アンダースは足を戻すが、ワイドマンはすかさず反対側に足を抜きに掛かる。結果的左足と抜きなおしてトップをキープしたワイドマンが初回を取った。

2R、ワイドマンが右を当てると、近い距離でアンダースがパンチの交換に応じる。左を振って前に出るアンダースが左ハイからシングルを狙う。切ったワイドマンだが、打撃の圧に下がり気味になる。左を受けて、組まれたワイドマンはギロチンから引き込む。すぐに頭を抜かれ、背中を預けたワイドマンにアンダースが右を連打する。さらに左の鉄槌、パンチを打ち込んだアンダースは腹ばいから反転してトップへ。左の鉄槌を連続で落とす。

ワイドマンは懸命に肩を押して防ぐが、ポジションを変えるような動きが見られない。やがて左腕を差しにいったワイドマンが、これを潰されて左の鉄槌、拳を打たれ続ける状態に。アンダースが腰を上げて大きな振りのパンチを落とし、さらに左右のパウンドを打ち込む。と、ラウンド終了10秒を前にして、ついにレフェリーが試合を止めた。


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