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【UFC310】極上のスクランブル合戦!エフロエフがステーリングに競り勝ち、デビューから無傷の19連勝

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アルジャメイン・ステーリング(米国)

ステーリングが前後のステップから前に出ていく。サウスポーに構えて左ミドルと右フック、オーソドックスに戻すと右カーフと右のロングフックを見せる。エフロエフも右カーフを蹴るが、ステーリングはスイッチしながら左ミドルを蹴る。ステーリングはダブルレッグで組みつくとエフロエフの体を左右に振ってバックへ。

エフロエフは右手と右ヒザをついて完全にグラウンドには持ち込ませず、ケージまで移動する。ステーリングは左足をフックして後方に崩し、両足をフックする。エフロエフも上体を起こしてコントロールさせないようにするが、ステーリングも足を外してバックキープ。エフロエフが立ち上がると、ステーリングは持ち上げてテイクダウンしてバックへ。

ここでエフロエフはステーリングの腕を一本持って、ステーリングを前に落として逆にバックにつく。エフロエフは左足を入れつつ、ステーリングが立ち上がると後ろから殴る。エフロエフは後方に倒してスクランブルの攻防から上を取る。ステーリングが脇を差して体を起こすとステーリングがパンチを入れ、ステーリングは下からエフロエフの体を左右に振って、シングルレッグからスターリングを担ぐようにして後方に倒す。

2R、エフロエフが右ミドル。ステーリングがダブルレッグを合わせてテイクダウンして、エフロエフをケージに押し込む。エフロエフは小手を巻いて投げを狙いつつ、ステーリングの頭をがぶる。ステーリングが脇を差して起きようとすると、エフロエフは差し返して寝かせてステーリングを寝かせる。サイドを取ったエフロエフはバックへ移行して、後ろから鉄槌を入れる。

バックキープされるステーリングだが一気に反転して正対、エフロエフが組みつくとパイルドライバーのように持ち上げる。エフロエフがステーリングをケージまで押し込むと、ここは両者離れて試合がスタンドに戻る。エフロエフが右ストレート、ステーリングも左を返す。エフロエフがバックスピンキック、ステーリングの蹴り足をとって右を打ち込んで、そのままテイクダウンしてハーフガードでトップキープする。

エフロエフはステーリングの動きに合わせてバックへ。足を一本入れるが、それを外したステーリングが前転して、片足を取ってシングルレッグの形に持ち込む。ここからステーリングは前に出て、ダブルレッグでケージまで落ち込む。エフロエフはがぶってボディを殴る。

3R、ステーリングが構えをスイッチしながら蹴りを見せる。エフロエフも前に出ながら右フックと右ストレート、スピニングバックフィストを見せるが、空振りさせたステーリングがダブルレッグでテイクダウンする。エフロエフをケージに押し込み、ボディロックから左足を足でフックして寝かせようとする。

エフロエフは左腕を小手に巻いて立ち上がるが、スターリングはそのまま持ち上げて落とす。エフロエフが立ち上がると、ステーリングはエフロエフをケージに押し込んでバックにつく。エフロエフが正対するとステーリングを四つ組みでケージに押し込んでバックへ。ステーリングが前に崩してグラウンドに持ち込むと、エフロエフは前転してスクランブルに持ち込んでステーリングを寝かせる。

ステーリングがケージまで移動すると、エフロエフはステーリングの両足を挟むように正座して殴る。ステーリングは背中を見せて立ち上がりエルボーを見せるが、それを空振りさせたエフロエフがテイクダウンしてバックへ。足をフックしてトップキープしつつパンチを入れる。最後はエフロエフが殴る展開で試合終了となった。判定はジャッジ3名とも29-28でエフロエフが判定勝利。ステーリングとの極上のスクランブル合戦に競り勝ち、デビューから無傷の19連勝となった。

試合後、エフロエフは「いつも、同じことを尋ねられるけど、いつだってタイトル挑戦の準備はできている。今日はベストなパフォーマンスじゃなかった。でも今回、元世界チャンピオンの得意な部分、レスリングで柔術マッチに勝った。もっと打撃で戦いたいかったけど、すぐに組んできてこられてレスリングで勝ったんだ」と語った。


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