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【ONE FN13】マイキー・ムスメシ、耐えるジャレッド・ブルックスのヒジを極めて快勝

【写真】ここからワキに抱えてタップを奪った(C)ONE

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/12分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
Def.7分30秒by 腕ひしぎ腕固め
ジャレッド・ブルックス(米国)

ハグをした両者。距離を取るブルックスに対し、しっかりと引き込んでガードの中に入れたマイキーが、ハイガード、ラバーを伺う。ブルックスはワキを開けずに、胸をつけていく。ラバーから頭を抜いたブルックスの左足を取り、マイキーロック。抜かれてもガードから腕を狙う。完全に相手のフィールドで、ブルックスもエスケープということで、戦いを成立させている。

ガードの中でスプロールして足を取らせないブルックスは、掴まれてもヒザを抜いて逃れる。側転パスガードにヒザ十字、内ヒールのマイキーが上を取るとバックへ。ボディトライアングルに捕らえられたブルックスは、懸命にリストコントロールし絞めを防ごうとする。しっかりと足を組むマイキーは、ここでブレイクが掛かり怪訝な表情を浮かべる。

対して、「イエーイ」と叫んだブルックスは、シングルを仕掛けるもすぐにガードの中に入れられる。ハイガード、三角狙いのマイキーが腕を取る。背中が伸びたブルックスは、腕を必死に引き寄せる。ここで左腕を伸ばしにいったマイキーに対し、ブルックスが腰を上げるが、最後はワキに抱えられヒジを極められると――耐えきれずにタップ。直後に2人揃って、笑顔を浮かべた。

「ルンピニーで戦えて光栄だった。ジャレッドは凄くタフで、クローズドカードの中での対処も良くて。MMAチャンピオンが柔術を戦った。尊敬しているよ。狙っていた技もあったけど出来なかった。取りかけたけど、ちょっとグリップできていなくで。アレは僕のミス。最後はワキを締めて極めた。アレはガードからの腕の極め方だよ。僕は毎月、ONEで戦いたい。ここで成長していきたいんだ」と話した。


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