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【LFA164】アルファメール所属=豪州の新鋭トムソン、見事なミドル&ハイのコンビでドゥグラス沈める

<ウェルター級/5分3R>
アイザック・トムソン(豪州)
Def.2R1分45秒by TKO
ラヒアン・ドゥグラス(ブラジル)

両者ジャブを伸ばし、トムソンが前蹴り。ドゥグラスはカーフを蹴る。トムソンもロー、関節蹴り、そしてワンツーを振るう。ドゥグラスは左ミドルをキャッチされたが、足を抜いてクリンチから背中に回る。組みに固執せずに離れたドゥグラスに対し、トムソンは前蹴りから左ボディショット、ワンツー、そしてスーパーマンパンチと積極的に手を出す。左リードフックが鋭いドゥグラスは、距離をつめてここもワキを潜ってバックへ。そして、自ら離れる。左フック&右ローと対角線コンビネーションを繰り出したトムソンは、動きも手数も多い。ドゥグラスは距離を詰めても、そこからパンチを出さない終盤、蹴り足をキャッチしてリリース後、ワンツーを打ち込んだトムソンがリードした。

2R、右カーフに続く右ハイを空振りしたドゥグラス。トムソンは前足と後ろ足の前蹴りを使い、ステップインして右オーバーハンドをヒットさせる。ここから蹴りを続け、ドゥグラスの左フックをかわしたトムソンが左ジャブを見せてスイッチ&左ミドル、下がったドゥグラスにもう一発左ミドル。続いて、完全にケージに詰まったドゥグラスに左ハイを当てる。着地の際にトムソンが姿勢を乱すが、ドゥグラスはケージの前から動かない。これでダメージがあることを見抜いたトムソンが即、距離を詰めて右を打ち抜く。ドゥグラスが崩れ落ちる。パウンドの追撃でチーム・アルファメール所属、21歳のダウンアンダーがTKO勝ちを決め、戦績を5勝1敗とした。

「ハイキックは作戦じゃない。でも自然な動き。スイッチしてミドル、もう一発入れてガードを下げさせてハイを蹴ったんだ」と勝者は話した。


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