【Pancrase336】平田が糸川をパウンドアウトしてパンクラス2連勝。30周年記念大会出場をアピール
【写真】テイクダウンと抑え込みの精度が上がれば、パウンドとヒジの正確性も高まる(C)MMAPLANET
<フェザー級/5分3R>
平田直樹(日本)
Def.2R by TKO
糸川義人(日本)
糸川が左ハイ。これをブロックした平田が距離を詰めると、糸川は再び左ハイを見せた。平田は飛び込みボディロックで組んでから、糸川に尻もちを着かせる。バックをうかがう平田が右ヒザをボディに突き刺して削っていく。糸川を立たせず、右足を差し入れた平田がそのまま背中を着かせた。ハーフガードの糸川に対し、平田がパスを狙う。
足を抜いた平田はマウントへ。糸川の左手首を抑えた平田が右のパンチで削りながらポジションを整える。マウントから右ヒジを連打すると、嫌がった糸川が背中を向けた。しかし糸川もバックマウントは許さない。再びマウントに戻った平田は右ヒジを連打して、今度は右腕を首に回してRNCを狙ったが、ここで仕留めることはできなかった。
初回はジャッジ3名が平田に10-9をつけている。
2R、糸川が下がりながら左ハイを見せる。プレスをかける平田は、ローから右フックを当てた。ケージを背負った糸川が左跳びヒザを見せるも届かず。平田はダブルレッグからリフトしてグラウンドに持ち込んだ。すぐにマウントへ移行した平田が、またも強烈な右ヒジを落とす。糸川の左手を抑えて右ヒジを連打し、さらにパウンドを落とすとレフェリーが試合を止めた。
パンクラスで2連勝を飾った平田は、9月24日に立川ステージガーデンで開催される30周年大会への出場をアピールした。